プロが教える「マンション内覧会」を成功させるテクニック no.1

naka / PIXTA

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購入した物件の完成お披露目会である「内覧会」。

待ちに待ったマイホームの完成だけに、インテリアのイメージを膨らませたり、新しく買う家具をあれこれ検討したりしているうちに、内覧会のタイムリミットを迎えてしまう方がたくさんいます。

内覧会は、物件引渡し時の品質確認の場でもあるので、指摘をしなければ、契約通りの商品を受け取ったことを認めたことになります。

入居後に問題が見付かり、売主と買主の間でトラブルになる事例が多いのは、買主の認識不足もひとつの原因です。

そうならないように、内覧会同行のプロが、マンション内覧会を成功させるテクニックをご紹介します。

 

■書類の準備

kou / PIXTA

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1:お部屋の間取り図

2:内部仕上げ表

内覧会にのぞむ前に、当日確認する書類を準備します。

まずは、1の間取り図。拡大コピーをして、間取りがちょうどA4バインダーのサイズに合うように加工しておきましょう。オプションで変更を行っている場合は、変更間取り図を用意します。

間取り図には、当日チェックがしやすいように、ちょっと手を加えましょう。

間取り図には、部屋の幅や奥行きと高さが表記されています。これら寸法の数字情報を、黄色の蛍光ペンで色付けします。

また、コンセントの位置などが記載されているので、これを赤色の蛍光ペンで色付けします。情報ごとに色分けをしておくと、当日のチェックがスムーズです。

2の内部仕上げ表は、「床がフローリング」「壁がビニルクロス」といった、内装の仕上げ方法が記載された書類です。

通常、パンフレットの最初か最後に記載されている物件概要と並んで記載されています。無ければ、売主に依頼して取り寄せましょう。

仕上げ表で記載された仕上げが、実際に行われているか、当日部屋ごとにチェックしましょう。

書類は、当日の確認用として使うので、原本ではなくコピーを用意し、いずれもA4バインダーで使用できるようにしておきましょう。

 

■売主に事前に依頼しておくこと

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1:時間の延長

2:点検口チェックの準備

1の時間については、「30分程度」と売主から指定されることがよくあります。

これは、負担軽減と、指摘数を増やしたくないという作戦なので、時間延長を申し出ましょう。多少余裕をみて、3時間もあれば大丈夫です。

2の点検口は、水廻りのチェックをする時に確認します。

点検口の開閉は時間がかかるので、依頼をして事前に開けておいてもらいましょう。

点検口の位置は、

  • キッチン床
  • 洗面所床
  • トイレ床
  • 浴室天井

など、複数箇所に設置されていることが多いです。

 

■当日の服装

内覧会の時は、部屋にエアコンが付いていません。夏は暑く、冬は寒いので、調整ができる服装でのぞみましょう。

また、共用部の説明を含むと、内覧会は長時間におよぶので、飲み物や腹ごしらえができるよう準備しておくといいですよ。

 

いかがですか? 内覧会は、書類の準備など、事前準備がとても大切です。

次回は、当日持参するものなどをご紹介します。