北欧では当たり前!ツーンとしない「鼻うがい」方法と風邪予防法は?

 

筆者の住む北国フィンランドの首都ヘルシンキは、フィンランドでも南にあるといえど、冬の間はマイナス30度の日もあるほど冷えます。

それでも、路面電車が街を走り、子供は外で元気良く遊び、犬の散歩にも人々は出かけます。そんなに寒くて風邪などひかないの?と思うでしょう?

それは、風邪予防をしっかりしているからなんです。

 

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■「鼻洗浄(鼻うがい)」でスッキリ風邪予防!

Ari V / shutterstock

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北欧と言えば、思い浮かぶのが白樺。

実はフィンランドでは、この北欧のシンボルでもある「白樺」による花粉アレルギーで苦しむ人がとっても多いんです。

そのため、普段からアレルギー対策として、家庭で「鼻洗浄(鼻うがい)」をする人が多くいます。

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鼻洗浄は、鼻から生理食塩水を注入して、ほこり、ウイルス、うみなどの汚れを取り除くというもの。

そのため、花粉症だけではなく、風邪予防にも効果が期待出来ます。

フィンランドでは、薬局で鼻洗浄用の“じょうろ”と、塩の量を量る専用スプーンがセット売りされていて、家庭で普通に使う食塩を使用して、手軽に鼻洗浄をします。

 

■ツ〜ンとしない「鼻洗浄(鼻うがい)」のやり方

「鼻から水を入れるなんて、痛そう!」と、抵抗があると思いますが、ぬるま湯で作った食塩水を使用すると「ツ~ン!」と痛くなりません。

鼻洗浄用ジョウロにぬるま湯と食塩を入れ、お辞儀をするように前かがみになり、顔を横向きにして片方の鼻の穴から塩水を流し入れ、もう片側の鼻の穴から水を出して洗浄します。

右鼻腔から行う場合、塩水が右鼻腔から左鼻腔を通って流れ出てくるかんじです。

最後は鼻を片方ずつかんで、鼻の中に残った水をとり除きます。

ツーンと痛くなく、鼻の中がとってもスッキリします。

鼻腔は空気を吸い込む際、粘膜と繊毛で空気中の汚れを吸着させて、きれいな空気だけを肺に送り込む「フィルター」のような役割をしています。

食塩水で洗浄することで、このフィルターにこびりついた病原性微生物や花粉などを取り除けるので、風邪予防や花粉症対策になるというわけです。

最初は少し抵抗あるかもしれませんが、やってみると想像以上に鼻の中がスッキリして気持ちよく、初期の風邪による鼻詰まりを和らげてくれるのを実感できるはずです。

 

■ビタミンと抗酸化作用の「ブルーベリースープ」

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昔からスキーやソリ遊びの後によく飲まれるのが「ブルーベリースープ」。ブルーベリージュースではなくブルーベリースープです。

ビタミン豊富で消化も良く、抗酸化作用もあるとされ、砂糖を入れて作るブルーベリースープは飲みやすく、お腹の調子が悪くても体に負担なく消化ができ、疲労回復を促してくれます。

保育園や学校の給食でも出るそうで「子どもの頃、学校で出るのが楽しみだった」と言うフィンランド人も多くいほど人気のスープです。

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スーパーでも色々な種類のブルーベリースープやベリースープがパックに入って売られており、風邪予防や食欲がない時に飲んだり、子どもがお腹を壊した時に食べさせます。

フィンランドではどこの家庭にも夏の間に収穫したブルーベリーが冷凍庫に保存されています。日本でも冷凍ブルーベリーが手に入りやすくなっているので風邪予防に作ってみてはいかがでしょうか?

 

ブルーベリースープ レシピ

  • ブルーベリー120g
  • ブラウンシュガー大さじ2
  • レモン汁 大さじ1
  • 水 230ml
  • 片栗粉 小さじ1
  • 片栗粉をとかす水 大さじ3
  • お好みでカルダモンやシナモン 少々

(1)鍋に水、ブルーベリー、砂糖、レモン汁を入れて中火で煮た後、強火にしてブルーベリーが弾けてくるまでかき混ぜながら10分ほど煮る。

(2)片栗粉を水で溶き、かき混ぜながら投入してよく混ぜる。シナモンやカルダモンをいれる場合はここで入れる。

(3)とろみが出たら出来上がり。

 

部屋の中はあたたかい反面、外はとても厳しい寒さの北欧。その気温差は日本以上。だからこそ、そこではぐくまれた風邪予防の知恵は、フィンランド人の生活に根付いています。

1〜2月はインフルエンザなども流行る時期。ぜひ日本でも試してみてくださいね。

 

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