古い物件購入の決め手は? no.3【二拠点生活のススメ】

 

(あらすじ)

マンションや一軒家を購入するとなると、そこが“終の棲家”となるわけで、本当にその家やその街が、自分が満足できる“住まい”となれるのか、不安があった僕。

都内でバリバリと仕事をしつつ、自然豊かな田舎で、キャンプや山登りなど、リラックスできることをライフスタイルに取り入れたい。

「よし、軽井沢と都内で“二拠点生活”をしよう」

都内の賃貸マンションに住みながら、軽井沢にセカンドハウス(第2の家)を建てる「二拠点生活」を始めることにしました。

 

【二拠点生活のススメ】今までのシリーズを見てみる

 

■「セカンドハウス」は別荘か?

「セカンドハウス」というと、“別荘”と同義でしょう?と思われるかもしれません。

実際に、「軽井沢」という町は高級別荘地の“代名詞”ともいえるような場所。

前回の物件探しでも、「これぞ軽井沢の別荘!」と膝を打ちたくなるような豪奢な別荘もたくさんありました。

しかし、今回の目的は「セカンドハウスを“自分で”建てる」こと。

豪奢な別荘ではなく(それはとっても重苦しい!)、もっとライトで自分の身の丈に合った、“セカンドハウス(第2の家)”を選びたいと考えていました。

 

■物件探しは「恋愛と一緒」!?

物件探しは恋愛と一緒ですね。

やっぱり第一印象が大切で、好きになってしまえば、あとは許せる気がします(笑)

1回目の物件探しを終え、やっぱり気になったのが、あの物件。

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最初にインスピレーションを感じたこの物件が、東京に戻ってからも、やはりどんどん気になってくるのです。

となれば、善は急げ!

すぐに“2回目のデート”を、不動産屋さんに取り付けました。

 

■「リフォーム前提の物件」を選ぶ時のポイントは?

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「リフォーム」を前提とする場合の物件探しって、普通の物件探しよりも難しいですよね。

仕事としてリフォームを日々経験している“建築家”の身としては、こんな古い物件のアラを探すつもりも、造りを確かめるつもりもありません。

ポイントとしては、

(1)ちょうど良い規模か? メンテや手直しを考えると無駄に大きくない

(2)構造や土地がシンプルか? 複雑なものは改造もしにくく、傷みやすい

(3)完成しすぎていなく、自分なりの改造の余地が残っているか?

(4)土地自体の魅力はあるか?

(5)古い物件なので問題点を理解して、自分にとってはどうか?

ということ。

リフォーム前提で考えているので、現状が完璧じゃないほうが、逆に魅力的なわけです。何もやること無い方が物足りないですから(笑)

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中には、前のオーナーが残しておいてくれたテーブルセットと、デスクライトが。なんか、もうしっくりきてる感じが!

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たっぷりのロフトは、友人たちの雑魚寝に良さそうです。

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片側の部屋は洋室、もう反対側には和室がついていて、とくに洋室のほうの部屋からは小川も見えてとってもいい感じ。

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もともと二世帯で使っていたということで、LD挟んで左右の2つの部屋にはキッチン&バスルーム&トイレも。

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ちょっと工夫が必要そうだけど……うまく利用すれば便利かも。

 

■セカンドハウスにはマストの“非日常感”

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デッキテラスもチェック。

夏の間は、ここで1日の大半を過ごすわけですから、極端な話、その他はどうでも良かったりします(笑)

その他が少々不便でも“セカンドハウス”ですから。大きな問題ではないのです。

プライベート感たっぷりの庭には、樹齢何十年は経ってるであろう、10m以上の大きな樹が何本も。

隣の家が見えない素敵な周辺環境も嬉しい。

やはり東京と二拠点にするならば、東京には無い、こういう自然が欲しいですからね。

ですが、屋根がかかっておらず雨ざらしだったデッキは、案の定かなり傷んでいる。ここは建物本体とは別に修理が必要そうです。

 

大切なのは、建物と自分との“相性”。頭で考えるよりも心で動いたほうがいい。これも恋愛と一緒かもしれません。

すっかりオーナー気分になってテラスを満喫して(笑)「ここに決めます」と、意思を伝えたのでした!

 

>>次の話を読む

no.4セカンドハウスでの過ごし方はこんな感じ

 

>>1話から読む

no.1「セカンドハウス」に住むという選択