成功する家計には法則があった!「節約の正しい順番」って?

机に散らばった小銭と小銭入れ

Graphs / PIXTA

「家計がピンチ!なんとかしなくっちゃ!」と思われているあなた。

1ヶ月の収入以内に使ったお金が納まっていないのであれば、収入を増やす(パートにでる)か、使うお金を減らすしかありません。

どちらかの手を打たないと、状況は解決しないのです。

「パートは無理」というのであれば、使うお金を減らす“節約”です。

この“節約”ですが、「とにかくお金を使わないようにしないと!」という考えでは失敗します。

節約にも、“順番”と“やり方”があるのです。

今回は、数多くの顧客の会計指導を行っている税理士だからこそお伝えできる“節約の順番”をお伝えします。

 

■「固定費」と「変動費」にわけてみる

企業会計では、支払いを“固定費”と“変動費”というわけ方をして、アドバイスを行います。

一般のご家庭でも同じことです。

1ヶ月に使うお金を“固定費”(毎月決まった額を支払う)、“変動費”(その月の過ごし方によって額が違う)にわけてみましょう。

具体的には、家賃や習い事、車のローン、携帯の基本料、生命保険などが“固定費”に該当し、食費、水道光熱費、外食、遊興費 洋服代、日用品代などは“変動費”に該当します。

 

■まず「変動費」から徐々に……がポイント

“固定費”と“変動費”、どちらを優先して節約していくかといえば“変動費”です

“固定費”の節約は大きく変えなければいけない場合が多いですが、“変動費”は日々のちょっとした努力で節約できるからです。

注意していただきたいのが、「食費も減らして……」「外食もやめておやつもやめよう!」とあれもこれも一気に節約しようとしないこと。

あれもこれもと手を出すと、息切れして節約できたのは1ヶ月だけ……というようなことになりかねません。

「今まではお昼もいれて月6回は外食していたけど、今月は4回にしよう」とか「今までは珈琲豆を買っていたけどインスタントにしてみよう」とか、1つ1つ、徐々に支出を抑える選択肢に変えていくことです。

徐々に変えていくことによりストレスも溜まりませんし、「節約しなきゃ」という言葉があなたをがんじがらめにすることもありません。

1つ1つの行動が節約につながります。まずは、節約につながる行動が身につくまで時間をかけていくのが、長期的にしっかりと家計改善ができるようになるコツなのです。

 

■固定費の見直しは一気に

変動費の節約が一通り終わったら、次は固定費です。こちらは抜本的な見直しを伴います。

例えば家賃を節約しようと思えば、引越しをしなければなりません(適正住居費は収入の20~25%)。

携帯電話の基本料を下げようと思えばプラン変更を、生命保険料の負担を少なくしようと思ったら不要な生命保険の解約となります。

つまり手術のようなことが必要で、「検討・見直し→変更」を一気にやってしまう必要があり、変動費とは違う点です。

その代わり、“固定費”は1回見直せば、それからは毎月支払いが減りますので、節約の効果は大きく出やすいです。

 

いかがでしたか?

毎月の支払いをまず“固定費”と“変動費”にわけて、それぞれに応じた考え方で節約に取り組んでみてくださいね。

 

【関連記事】

「貧乏貯金」って知ってる? 浪費してしまう人にオススメな理由

 

【WomanMoney】

WomanMoney(ウーマンマネー)は、「輝く女性に向けて素敵なマネーライフを提案」をメディアコンセプトに、いつまでも輝いていたい女性にむけて、お金に振り回されなくなるお役立ち情報を発信するサイトです。

妊娠・出産で退職するなら「失業給付の期間延長」の手続きを忘れずに!
ワーママが知っておきたい!「103万円の壁と130万円の壁」
脱・家計簿!モノグサさんでも「お金のノート」でカンタン支出管理

 

(著者プロフィール)

武田美都子・・・税理士(平成14年税理士登録)。武田美都子税理士事務所所長。高橋税理士と共に 株)たっくす・こんしぇるじゅを立ち上げ、大手百貨店等の依頼を受け女性向けセミナーを多数行っている。

朝日放送テレビ、ABCラジオ 雑誌等メディアにも多数出演し、著作としての「はんなり美人のお財布術~上手にためて賢く使う」は 日経新聞や産経新聞等にも掲載された。

また元銀行員という経歴を生かしての経営企業アドバイス、資金繰りアドバイス、女性を対象としたマネー診断やお財布セミナーなど、専門家としての正確な情報をわかりやすく面白く伝えるのが人気であり盛況である。