結局いつならトク?賃貸から「住宅購入」に踏み切るベストタイミング

ナチュラルテイストのリビングダイニング

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「そろそろうちもマイホームを……」と考えて、土日に住宅展示場に行く予定の方もいらっしゃるのでは?

また最近では、独身女性が“自分のお城”として、住宅取得を購入するケースも増えています。

そんな時によく質問があがる「住宅購入と賃貸のどっちがいいのか?」という疑問に、お答えします。

 

■賃貸のメリット・デメリット

マンションのリビングダイニング

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賃貸のメリットとして、「その時の生活状況に応じて、住む場所を選ぶことができる」のというのがあげられます。

転勤や転職、結婚や出産したなど、状況の変化に応じて、間取りや住みたい場所を変えることができます。

また、大きな災害が起こった場合などは、引越しをすればそれで済みますが、住宅を購入しているとそうはいきません。

“流動性がある”というのが賃貸のメリットです。

逆にいうと、固定ではないということですので、“安定していない”というのがデメリットになります。

ご自身の生活基盤が安定しない上に、周りもそうであるため、近隣住民トラブルが起きやすいことや、賃貸用マンションはそれなりの造りですから、音の問題等もでてきます。

住み続けられるかどうかも大家さん次第。歳をとってからは、新規に借りることが難しくなってきます。

 

■住宅購入のメリット・デメリット

2階から見た吹き抜けとリビング

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賃貸の“流動性”に対し、“固定、安定性”が、住宅購入のメリットであり、デメリットです。

「住宅購入」は、「資産取得(=社会的信用)」。

住宅ローンを完済すれば、その後は大きな支出もありませんので、老後も安心。生活基盤は安定しますし、自分の思う通りにリフォームすることが可能です。

また、いずれ貸して不動産収入を得ることや、売却してお金に変えることも可能です。

一方、“固定”してしまうことにより、生活状況の変化には対応しにくくなりますし、例えば隣人とトラブルになっても、簡単に引っ越すわけにはいかなくなります。

購入するにあたり、自己資金や住宅ローンが借りられるだけの信用が必要となるので、誰でも購入できるというわけではありません。

 

■住宅購入と賃貸、一生払う金額が多いのはどちら?

仮に3,000万のマンションを分譲賃貸でずっと家賃で借りていく場合と購入してしまう場合、30年間それで過ごしたとして、どちらのほうが総支払額が多いのでしょうか?

ざっくり言うと、今は住宅ローン超低金利時代ですので、購入したほうが総支払額が少ない結果になります。

 

■住宅購入に踏み切るタイミングは?

生活基盤が安定した時が一つのタイミングでしょう。

人生設計が未知数のうちに住宅購入に踏み切ってしまうと 後々、大変なことになりかねません。

不動産は資産でありますが、場合によっては“負の資産(お荷物)”になってしまうことも……。

また、住宅ローンの最長年数は35年です。

45歳の時に最長年数で住宅ローンを組めば完済が80歳になってしまいます。

歳を重ねてからの申込は、ローン年数を短くするか、借りる金額を少なくする必要がでてきます。

このようなことから、「住宅ローンを組むなら40歳までに考えたほうがいい」と筆者は考えています。

 

いかがでしたか?

家は人生の中で大きな買い物の1つですので、なかなか決断しにくいものですよね。

ですが、「将来、定住する場所がない」のであれば、いずれは購入を検討されてもいいのではないでしょうか?

 

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(著者プロフィール)

武田美都子・・・税理士(平成14年税理士登録)。武田美都子税理士事務所所長。高橋税理士と共に 株)たっくす・こんしぇるじゅを立ち上げ、大手百貨店等の依頼を受け女性向けセミナーを多数行っている。

朝日放送テレビ、ABCラジオ 雑誌等メディアにも多数出演し、著作としての「はんなり美人のお財布術~上手にためて賢く使う」は 日経新聞や産経新聞等にも掲載された。

また元銀行員という経歴を生かしての経営企業アドバイス、資金繰りアドバイス、女性を対象としたマネー診断やお財布セミナーなど、専門家としての正確な情報をわかりやすく面白く伝えるのが人気であり盛況である。