意外に知られてない!老後に節約しつつ年金貯蓄もできるテク(後編)

お札と文字プレート

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突然ですが、“老後の蓄え”ってどうやっていますか?

「将来本当に年金がもらえるの……?」と心配している方も多いでしょう。

将来のことは分かりませんが、いずれにしても、公的年金だけで“老後の生活全て”をまかなうのは難しいですよね。

だからこそ、自己責任で将来の備えをする必要があります。

そこでご紹介したい制度が「個人型確定拠出年金」(以下「個人型DC」)。

前回はその気になる内容と、メリットについてご紹介しました。

ただ、個人型DCには注意点もあります。

 

■「個人型DC」で注意しておくこと

(1)60歳まで解約できない

個人型DCには注意点もあります。最大のポイントは一旦加入すると60歳までは解約することができないという点です。個人型DCはあくまでも年金ですから、保険のように途中解約して現金を受け取るということはできないのです。ですので加入の際には無理のない範囲で掛け金を設定しましょう。なお掛け金の金額は途中で増額又は減額することも可能です。

 

(2)手数料がかかる

個人型DCは金融機関に運用してもらうことになります。そのため加入時に数千円の加入手数料と毎月数百円の口座管理手数料がかかります。ただこれは前回述べた節税メリットを考えると十分カバーできるものだと思います。

 

■2017年からは「誰でも」加入可能に

現状、個人型DCを利用できるのは、勤務先に企業年金の制度がない人と自営業者などの第1号被保険者です。これが2017年以降は法律が改正され、下記の人も新たに加入することができるようになります。

  • 勤務先に企業年金制度がある人
  • 公務員等共済加入者
  • 第3号被保険者(第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者。主にはサラリーマンの妻で専業主婦の人や、パートで年収130万以下の人)

この改正により60歳未満であれば、誰もが個人型DCを利用できるようになります。

個人型DCへの加入手続きは金融機関であればどこでも行えます。

節税にもなり、将来の備えにもなる「個人型DC」をぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか?

 

[合わせてチェック]

意外に知られてない!「老後の年金貯蓄」をしつつ節税もできるテク(前編)