アウトドアにも震災にも使える!「ロケットストーブ」の作り方

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燃焼効率が良く、身近なものを使って比較的簡単に制作でき、料理の煮炊きにも使えるということで、注目を浴びている「ロケットストーブ」。

少ない燃料で効率良く燃える上に、完全燃焼に近いので煙もほとんど出ません。

アウトドアやピクニックはもちろん、先の東日本大震災でも、熱源確保に一役買ったことから、防災にも非常に役立つと言われています。

前回は、そんなロケットストーブの魅力をご紹介しましたが、今回は「ロケットストーブを作りたい人集まれ!」と言うことで、都内各地から集まった数名と共に、山暮らし生活の陶芸家さんのお宅でロケットストーブの制作を教えていただきました。

 

■ロケットストーブの仕組みはこう

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「ロケットストーブ」の仕組みはこんな感じ。

細長い煙突の中で薪が燃えると、強い上昇気流が生まれ、空気の取込口から新しい空気がどんどんと吸い込まれます。

また、煙突の周りには断熱材が入っており、煙突内の空気が高温になるので、薪から出た可燃ガスが再燃焼し、ほぼ完全燃焼に近いかたちとなるのです。

 

■いざ、作ってみる

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ペール缶(バケツ缶)Aの下から10cm辺りの場所に、まずは煙突の直径を測って、中心をとり24等分に線を引きます。

あらかじめ、厚紙などでガイドラインなどを作っておくと、作業が楽です。

次に、同じものを、ペール缶Bの底部分にも書き込みます。

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ペール缶Aを上下逆さにし、下から約10cmくらいのところを線を引いていきます。取っ手の部分も避けてラインを引きます。

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サンダーなどで、ペール缶Aの上部を、先ほどのガイドを目安にカットしていきます。

カットしているうちに缶が転がるので、2人でやることをお勧めします。また、飛び散る火花などにも十分注意してくださいね。

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ペール缶AとBを嵌め合わせたら、次に、煙突部分をカットしていきます。

円周の外側部分はカットしない事。まず中心から十字にカットし、放射線状のラインをカットし、内側の円の部分をカットするとやりやすいです。

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カットしたら金づちの裏側を使い、とんとんと外側に叩きます。これで円を整えて、煙突を入れていきます。

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煙突が入りました。

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そして、煙突の脇に小さな小窓を作ります。ここは後ほどパーライト(断熱材として利用する)を入れていく小窓です。

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同じように穴を開けたペール缶Aには、L字をはめ込みます。

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煙突L字をしっかり固定するために、内側を針金で縛っていきます。

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最後に、ペール缶AとBを4箇所ビスで留め、L字の煙突にT時の煙突を取り付けます。

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先ほどの小さな小窓から、パーライト2袋を入れていきます。

こぼさないように2袋入れたら、パーライトが中で平行になるように缶をゆすって調整すれば、完成です。

 

■燃やしてみる

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それでは、早速ゴトクを上に乗せて、火をおこしてみましょう。

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スイッチ1つで火が起こせる時代の中で、薪に火をいれ煮炊きをするのも、とても感動します。

なんだか、料理の美味しさまで違うようです。

 

全ての材料は、ホームセンターで簡単に手に入ります。暖かくなればアウトドアの季節。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。