知ってた?グリーンは引っ越しで「業者に運んでもらえない」かも…

室内に置かれた観葉植物

Graphs / PIXTA

すてきな住まい作りに、グリーン(観葉植物)を取り入れる方は多いのではないでしょうか?

庭がなくてもベランダでガーデニングをし、室内には観葉植物を置く……。

いいですね!もしあなたが引っ越しをしないのであれば。

そうなんです、わたし達がインテリアの1つとしてみなしているグリーンは、あくまでも“生き物”。

ペットと同じく、引っ越し業者に運んでもらえないことがあります。

「引っ越し」はグリーンにとって死活問題なのです!

 

■「グリーン」は搬送対象外?

筆者が県内で引っ越しをしたとき、引っ越し業者にグリーンの運搬を断られてしまいました。

県内なら大丈夫だろう、と思ったのが甘かったのです。

それで、2m以上の高さにまで成長したドラセナを、自力で自家用車で運びました。

たった30分のドライブだったのですが、斜めに無理やり詰め込んでしまったドラセナは、葉に折れ線、傷などたくさんの負傷を負いました。

傷1つない美しいドラセナだったのに、無様な姿は見るに堪えがたかったです。

 

■引っ越し業者はグリーンを運んでくれるだろうか

引っ越しの際に搬送業者を選びますよね。ほとんどの方は“値段”で選ぶ方が多いと思います。

しかし、グリーンは運んでもらえるのでしょうか?

大手3社に「グリーンを運んでくれるか」どうか、うかがいました。

 

・サカイ引越センター

観葉植物に関しましては、輸送中の揺れや衝撃などにより、土や肥料、植物自体の破損や欠損の恐れがございますので弊社ではお受けしておりません。

植物に関しましてはお客様ご自身でお運びいただいておりますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

・アート引越センター

観葉植物は他の荷物と同様にお運びはできます。

ただトラックのトランクの高さより高かったり、他の荷物に当たったり、揺れることによって葉、枝、茎がいたむ、折れるなどの事故が生じることに責任は持てませんので、ご了承ください。また枯れた責任は負いかねます。

 

・アーク引越センター

観葉植物を運ぶことはできます。他の家具と同様の扱いになります。観葉植物の土の部分、ポットの部分はお客様で袋で包んでいただくことになります。

運ぶ際に葉、枝、茎に傷がはいる、折れるといった事態が生じた場合の責任は負いかねます。枯れてしまったときも同様です。

 

多くの業者は、搬送の際にグリーンが傷ついた場合は保証対象外になっていること、また、業者によっては「搬送もできない」ということがわかりました。

あなたも、もしグリーンをたくさん持っているのであれば、引っ越しの際には、搬送してもらえるのかどうかを業者に問い合わせたほうが良いでしょう。

 

■「引っ越しをする可能性がある人」がグリーンを購入する時の心得え

・小さいものを選ぶ

テーブルの上の観葉植物

xiangtao / PIXTA

広いリビングにドンとパキラ、ドラセナなど木を置きたい気持ちはよく分かります。

しかしグッと気持ちをこらえて、つる物を選ぶとよいでしょう。サボテンもかっこいいですよ。どうしても木が欲しくても小さいサイズを選びましょう。

グリーンを購入する際には、自家用車でそのグリーンを運ぶことを想定してみるのです。

 

・引き取り先を決めておく

どうしても大きいものが欲しいなら、引っ越しするときには「さようなら」をする覚悟で買いましょう。引き取ってくれる人を探すのです。

引っ越しで捨てられた猫や犬が時々いますが、これはいけません。生き物を飼う責任は、グリーンに対しても同様です。

 

国内外での引っ越しを多数経験した筆者の言えることは、引っ越しなどで各地を転々とする人は、自分が1ケ所に根付かないように、根のないもので生活すること。

自分で持ち運べないものは持たないのが鉄則ですね。これもまた人生です。