ラテンの習慣「シエスタ」に見られる、合理的な理由とは?

saki / PIXTA

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「シエスタ」という言葉。聞いた事のある人も多いのではないでしょうか?

そう、スペイン語で「昼寝」のことです。

著者の住む国メキシコは、スペインやフランスと同じように「シエスタ」をとる習慣があります。

午後1時から4時までは、「シエスタ」をとるためにビジネスだって閉まってしまうほど。

日本ではあまり一般的ではない「シエスタ」ですが、実は、すごく理にかなった大切な時間なんですよ。

 

■1:能力発揮を助けてくれる

寝不足は習得能力や、情報保持能力に影響するって知っていましたか?

「60〜90分間の昼寝は、その後の24時間の精神能力を助けてくれる」と言われています。

睡眠不足で疲れていると感じる時は、午後の少しの時間を昼寝に使えたら理想的ですね。夕方の家事をいつもよりも楽に気持ちよくできるはずですよ。

 

■2:将来的に心臓病になりにくい

ハーバード大学の研究から、1日30分、週に3回以上の昼寝を規則的にとる人は、将来的に心臓に関する問題を持ちにくいという結果がでています。

心臓の負担となる睡眠不足を、昼寝が助けてくれるからです。

 

■3:ストレスと不安を減らしてくれる

2012年に行われた実験で、昼寝をしない被験者に、健康に影響する3つのストレスホルモンが見られました。

疲れている時はストレスを感じやすくなるので、昼寝をすることで疲れがとれストレスも減るということです。

 

■4:身体的能力をのばしてくれる

短い昼寝をとったアスリートは運動反応とスピードにおいてフィールドで良い結果を出したという研究結果がでています。

疲れていてなかなか家事が思うように進まないという時は、20分くらいの短い昼寝をしてみてはいかがでしょうか?

眠気から覚めた後は心身ともにスッキリした感覚を味わえますよ。

 

■昼寝をする時のアドバイス

昼寝で1番大切なのは時間。

15分くらいの短い昼寝が1番自分に合っていると思う人もいれば、1時間くらい必要な人もいます。

まずは自分にあった時間を見つけましょう。

ただし、2時間以上の長い昼寝や夕方になっての遅い時間帯の昼寝は要注意。

夜の睡眠に影響してしまうことがあるので、避けるようにしましょう。

日本社会では大人になるとお昼寝なんて!と考えるのが一般的だし、なかなか昼寝の時間をとれないのも現実。

でも、もしお昼寝できるチャンスがあればソファで少しの時間体を休めるのも悪くないのではないでしょうか?

 

【参考】

The role of a short post-lunch nap in improving cognitive, motor, and sprint performance in participants with partial sleep deprivation.

Napping may not be such a no-no