マンションなのに「土間」と「縁側」!? 家族で住む「ワンルーム」の家

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どこに住むか、と家を考える上でひとつ大切なのが「部屋の数」ですよね。

3LDKがいいか? ……いや、4LDK?

そんな中で「大きなワンルームに家族で住みたい」と、マンションをフルリノベした家族がいます。

もともとは3LDKのマンションだったものを、壁や扉を取り払い、大きなワンルームへ。

さらには、マンションにも関わらず、土間と縁側まで出現!

どんな家になったのか!?

さっそく、大和さんご夫妻がこだわりぬいた“夢のマイホーム”にお邪魔してみましょう。

 

■開放感バツグン!「大きなワンルーム」の家

大学で建築を学んだ夫、デザインの仕事をする妻には、最初から「開放的なワンルームの家」という明確なイメージがあったそう。

要望は、「土間・縁側を作ること」、「個室は極力小さく」、「リビングを広く」、「収納はたっぷり」。

設計担当とあれこれ考え、最終的に、寝室以外、全てワンルームでつながったLDKにすることに決めたんだとか。

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リビングを中心に、ダイニング、縁側スペース、書斎兼収納、玄関土間、ワークスペースがぐるりと見渡せます。

 

■マンションだけど「土間」と「縁側」!まるで浮島のような空間に

扉や間仕切りが一切ない「ワンルーム」はこんなところにも。

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玄関土間は夫のたっての希望。「どこまでを土間にするか最後まで悩んだ」と言います。

土間とフローリングに、あえて12cmの段差をつけることで、まるで生活の場が浮遊する“島”のようにも見えます。

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反対側の窓の手前にも、床の高さを一段下げ、内でも外でもない中間領域が。マンションの一室内に居るにも関わらず、まるで“縁側”のようなスペースです。

普段は自転車を置いたり、洗濯物を干したり、時には段差に腰かけてのんびりしたり……。

「フローリングの床から直接窓があるより、ワンクッション置いた関係性が欲しかった」と大和さん。

「家のどこにいても居心地がいい」と、この空間を大いに楽しんでいるようです。

 

■ワンルームだけど、収納もしっかり!

ワンルームならではの不安、“収納スペースの確保“にも無駄がありません。

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靴の収納棚だって、オープン。無造作に並ぶ靴は、まるでショップのよう。

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テレビ台の後ろには、オープン棚で空間を緩やかに仕切った「書斎兼収納室」を確保。

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棚の後ろはこんな感じ。今は子どものおもちゃ置き場兼遊び場になっていますが、机を置けば書斎にも。

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ワークスペースにも造り付けのオープン棚を。デスク前の壁には夫婦でマグネットペイントをDIYしたそう。

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40cm床を立ち上げた小上がりの下には、普段使わないものをたくさん収納。土間、フローリング、小上がりと、あえて段差をつけることで、ワンルームでもゆるやかに部屋を区切っていることがわかりますね。

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水回り以外で唯一ドアがあるのが、ベッドルーム。

ご夫妻の要望通り、“極力小さくした”そう。現在はここで家族3人川の字に寝ているものの、将来は子ども部屋にする予定なのだとか。

 

「ワンルームで暮らしたい!」と、明確なイメージで行われたフルリノベ。

日々の暮らしを楽しむ大和家のこだわりをもっと詳しく知りたい方は、ぜひ『リライフプラス』をチェックしてみてくださいね。

 

設計・施工/nu(エヌ・ユー)リノベーション
撮影/飯貝拓司