えっ、これが100均!? 北欧インテリアらしい「ホーロー器」は自分で作れる!

フルーツの乗ったキッチン

ころんとした愛らしいフォルムと、やさしい色使いが人気のテーブルアイテム「琺瑯」。

どことなく漂う北欧の雰囲気が素敵ですよね。

普段使っているボウルやマグカップといった器を、琺瑯に変えるだけで色鮮やかな北欧風テーブルコーディネートに早変わりします。

今日は、そんな北欧風の琺瑯アイテムを、身近な100円ショップ商品を使って作ってみようと思います!

と、その前に注意点が1つ!

 

■春にピッタリのインテリア「なんちゃって琺瑯」

実際の琺瑯食器は料理や飲み物の器として使うことができますが、今回作る琺瑯アイテムは見た目だけを真似た“なんちゃって琺瑯”のため、お料理や飲み物を入れて使うことはできません。

とはいっても、テーブルコーディネートに使うアイテムとして添えるだけで、春にぴったりの色鮮やかなインテリアグッズとして十分活躍してくれます。

では、早速作ってみましょう!

 

■今回使う材料はこちら

ステンレスボウル

100円ショップに売っている、ステンレス製のボウルやカップです。

材料を選ぶ際に重要なのが開口部に「縁(フチ)」があること。

「縁」というのは、例えばコップでいうとちょうど飲み口にあたるところの、丸みを帯びた部分のことです。

今回は写真のような商品を使いましたが、開口部に縁がある商品であれば他のものでも構いません。

下準備としてまずは材料となる器をしっかりと洗い、余計な油分を綺麗に落としておきましょう。

 

■マルチプライマーで下塗りをし、塗料の密着性を高める

マルチプライマー

材料となる器に色を塗る前に、器全面をマルチプライマーで下塗りします。

「マルチプライマー」というのは、塗料の密着性を高めるための下塗り剤のこと。

これをあらかじめ塗装したい部分に塗っておくことで、金属やガラスといったような塗料が乗りにくい素材と塗料との密着性を高めます。

この後、マルチプライマーが乾いたらペンキやアクリル絵の具を使って器を好みの色で塗っていきます。

 

■器全体を塗装する

アクリル絵の具とマルチプライマー

水性塗料やアクリル絵の具を使って器を塗装します。

今回私が使った塗料は「ミルクペイント」という水性塗料とアクリル絵の具です。

このミルクペイントという塗料は、本物のミルク原料を使った天然由来のペイント塗料で、水性で安全性にも優れており、女性でも使いやすいのでオススメです。

こちらのミルクペイントを使って、器の内側をホワイトに、器の外側を柔らかいピンクで塗り、開口部の縁を赤茶色のアクリル絵の具で塗装します。

色に関しては好みの色を使ってOKですが、ポイントとして器の外側の色と開口部の縁の色は同系色を使うと雰囲気が出ます。

今回の場合でいうと、器の外側を「柔らかいピンク」、開口部の縁を「赤茶色」というように、赤系の色でまとめるといった具合です。

これで器全体の色付けが完了です。

 

■琺瑯の素材感を高める

ここまでの工程で「完成!」といきたいところですが、琺瑯の質感を出すためにさらにもう一工夫。

そもそも本物の「琺瑯」は、金属でできた器の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けたもののことで、ガラス質由縁の艶のあるクリアな質感が特徴です。

そのクリアな質感を演出するために使うのがこちらの塗料。

トップコートクリア

「トップコートクリア」という塗料です。

この塗料は、製品名の通りトップ(=表面)をクリアコートしてくれる塗料ですが、これを塗装面に上塗りすることで表面に艶を与え、耐久性をプラスし、さらにUVカットまでしてくれるので塗装色の褪色も防止してくれるというスグレモノです。

これを器全体に大きめの筆でムラ無く塗っていきます。

琺瑯に塗装する

塗装したトップコートクリアが完全に乾いたらいよいよ完成です。

ここで、先程のトップコートクリアを塗った場合と塗らなかった場合の質感の違いを見てみましょう。

トップコート有り・無しの比較

左が「トップコート無し」で、右が「トップコート有り」のものです。

トップコートクリアを塗ったものは自然な艶があり、表面にガラスのような薄い皮膜ができているのが分かります。

対してトップコートクリアを塗らなかったものは非常にマットな質感で、琺瑯のような艶のある素材感にはほど遠い仕上がりです。

このように、ただ色を塗るだけでなく表面にクリアコーティングを施すかどうかで完成度は大きく変わってきます。

 

■テーブルコーディネートをしてみよう!

琺瑯風ボウル

今回、ピンク以外にも色違いでイエロー、ブルーの琺瑯風食器を作ってみました。

色味のポイントは、最初の方でお話した通り「同系色でまとめる」こと。同系色でまとめることにより、琺瑯っぽいやさしい雰囲気を作ることができます。

キッチンの琺瑯風ボウル

先程作った色違いのものも使って、実際にテーブルコーディネートしてみました。

いつものテーブル風景がご覧の通り、かわいらしく色鮮やかに生まれ変わりました!

 

最初にお話しした通り、今回の作品は実際に料理や飲み物を入れる実用食器として使うことはできませんが、このような感じでテーブルコーディネートのアイテムとして使うだけで、春にぴったりな色合いの北欧風テーブルレイアウトを演出してくれます。

材料費もわずか数百円で、塗るだけで誰でも簡単に作ることができる「なんちゃって琺瑯」。

皆さんも是非作ってみて下さい!