梅雨のおふろのカビを防止するための簡単掃除3ステップ

imasia_4618242_M

もうすぐやって来る、梅雨のシーズン。

「梅雨(ばいう)」と書いて「つゆ」と読みますが、中国では、“黴(かび)の生えやすい時期の雨”という意味で、もともと「黴雨(ばいう)」と呼ばれていたそうです。

それが、日本に伝わるころには「梅雨(ばいう)」となり、江戸時代ごろに「つゆ」と読むようになったのだとか(語源由来辞典より)。

「黴雨」のとおり、梅雨の時期のお悩みといえば、“カビ”。匂いや見た目だけでなく、広範囲に増えると健康への被害も心配ですよね。

しかし「カビの掃除はしつこくて大変」というイメージがありませんか? そこで今回は、特に心配なお風呂の、簡単なお掃除術をお伝えします。

 

■カビの成長に欠かせない「3大要素」とは

文部科学省や日本家庭用洗浄剤工業会の資料を見てみると、カビの成長には、「温度」「湿度」「栄養」が欠かせない、ということがわかります。

カビの栄養源はホコリ、チリ、皮脂など。ハウスダストのほぼすべてが栄養素になると考えてよいようです。これはつまり、どんな場所でもカビの危険があるということ。

カビの成長に適した温度は20度~30℃。人間が快適に暮らせる温度と一致しています。またカビは湿度が70%以上になると増殖します。

つまり、カビ防止のためには、この3つのどれかを取り除くことがとても効果的というわけ。

 

■お風呂から上がる前に!「3ステップ」でカビ防止

(1)壁の「せっけんカス」を流す

お風呂から出る前に、飛び散った石けんを熱めのお湯で洗い流します。泡は消えていても、壁の腰の高さから下は、けっこう石けんが飛び散っているものです。しっかりと洗い流しておきましょう。

 

(2)「冷たい水」で、浴室の温度を下げる

熱めのお湯で洗い流したあと、今度は冷たい水を回しかけて、浴室の温度を下げます。

 

(3)とくにカビやすいところは「拭きあげる」

カビやすい場所に残っている水滴をふき取ります。乾きにくい場所や、水が溜まりやすい場所の水分を取り除きましょう。

 

■「換気の方法」もひと工夫

換気扇を回すときは、浴室の扉を少し開けておきましょう。

空気の流れは“入る”と“出す”があってうまく流れます。窓も片側だけを全開にするのではなく、左右を少しずつと、入口の扉を少し開けておきましょう。

入ってきた空気が浴室全体を巡って出ていく、そんなイメージで換気を行ってくださいね。

 

■「カビ取り剤」の上手な使い方

カビは“微生物”。放置しておくと、どんどん増えていきます。また、カビは目に見えるようになるまでに2週間かかると言われています。見つけ次第、殺菌して取り除きましょう。

その時に使用するのが、カビ取り剤です。

洗剤が下へ垂れていかないように、スポンジでなじませながら行って。また胸から上の部分には、直接洗剤を塗布するのではなく、スポンジにつけてから塗布するようにしましょう。

強力な洗剤なので、液ダレをした部分を変色させることも。使用上の注意を守って使いましょうね。

 

■ラクにするための「予防お掃除」を習慣にする

カビが生えてしまってから対処するのではなく、カビが生えないように予防お掃除を習慣にして。

防カビ剤を塗布する。シャワーホースは壁につかないように、上部フックに掛ける。コーキング部分(目地材)や、扉のゴムパッキンに残った水滴をふき取る……。

そんなひと手間を習慣にするだけで、カビにくい環境をつくることができます。その時だけキレイではなく、いつもキレイな状態を維持できますよ。

 

【参考】

日本家庭用洗浄剤工業会

カビ対策マニュアル基礎編 – 文部科学省