狭い家に効果大!空間を広く見せる「スキップフロア」【くらし事典】

住まいは、毎日の暮らしの中心の場所。

私たちの暮らしには、様々な言葉があります。

中には、パッと聞いただけでは分からない難解なものや、聞いたことがあるけれど、意味はよく分からないものもありますよね。

暮らしにまつわる多種多様な用語を解説していくこの【くらし事典】では、そういった「分かっているようで分かっていない、気になるあのワード」にスポットを当てて、分かりやすく解説していきます。

 

■今日の気になるワードは……「スキップフロア」

 scovad / PIXTA

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「スキップフロア」とは、建物内に中2階のように床の高さを意図的に半階ずつずらしてつくった空間やプランのことを言います。

限られた天井高の中で立体的に間取りの配置ができ、開放性の高い住宅が現実可能なため、狭い土地に家を建てる場合や、敷地が傾斜している場合にも非常に効果的な建築手法だと言えます。

また、インナーガレージや地下室を組み込む場合にも有効です。

 

■どんなところが良い?「スキップフロア」効果

スキップフロアでは、床の高さを半階ずらすことで高低差をつけることができます。

部屋や廊下などを仕切る壁がない分、部屋を広く見せる効果を生み出します。

また、高低差のおかげで壁がなくとも空間が独立するため、デッドスペースを減らすことができます。

その分、部屋や収納を作るなど、空間をより有効活用できるのです。

「スキップフロア」が狭小住宅を広く見せるのによく使用されるのは、これが理由なんですね。

敷地が確保しにくい都心部などの住宅では、壁や仕切りを取っ払い、この「スキップフロア」で生活空間を最大限に確保するタイプもメジャーになりつつあります。

毎日、小さな階段の昇り降りがあるために、あまり好まない人もいるようですが、機能面で優れているのもまた事実。

より空間を上手く使用したい、より収納が欲しいと考える方は、検討の余地ありですよ。