忙しくて片づけられない人のための「時間の先取り術」とは?

 

あなたにとって“理想の暮らし”とはなんなのか……。それを見つけるためのポイントは、前回の「思考のオーガナイズ(分析)」でご紹介しました。

だけど……、家を片付けるための時間がない!という人も多いでしょう。片付け以外にも、習い事や趣味の時間など、忙しくてなかなか時間がとれないものですよね。

「仕事から帰ってきたら、料理して疲れてバタン」

「他にやることが多すぎて、やりたいことは後回しになっちゃう」という人。

そんなときは、“時間”のオーガナイズが効果的です。

時間も、貯金と同じで“先取り”できるってご存知でしたか?

筆者はiPhon

筆者はiPhone(右)とクオバディスの手帳(左)で時間をオーガナイズしています。

 

■ まずは、自分の「時間の使い方」のクセを知る

「ライフオーガナイザー1級認定講座」で全員に課される課題のひとつが、自分自身のタイムマネジメント。

「ライフオーガナイズプランナー」という、見開き1週間、縦に時間軸を記したスケジュール帳のようなものを活用して、“時間の使い方”を視覚化していきます。

普通のスケジュール帳であれば、書き込むのは“予定”ですよね。

しかし、最初にこのプランナーに書き込んでいくのは、自分の“行動実績”。言ってみれば、家計簿の時間版です。

これを1週間、1ヶ月と続けていくうちに、自分の時間の使い方の癖が明らかになるんです。

家計簿と同じように、実績を振り返ってみることで、無駄使いしている時間が見つかる仕組みです。

 

■実は似ている!? 「お金の先取り」と「時間の先取り」

例えば、何かほしいもの(理想のバッグ)がある場合、多くの人は以下のような流れをふむのではないでしょうか?

  1. 理想のバッグを見つけた
  2. 価格を調べる(バッグを買うお金がない!)
  3. 自分が何にお金を使っているのか把握する
  4. 無駄づかいしている部分が見つかったら、そこを先取り
  5. 先取りしたお金を貯めて、理想のバッグを買う

「忙しくてやりたいことができない」という人は、同様に時間も考えてみましょう。

  1. 理想の暮らしを明確にした
  2. 現状とのギャップを上げる(ギャップ解消のための時間がない!)
  3. 自分が何に時間を使っているのか把握する
  4. 浪費している部分が見つかったら、そこを先取り
  5. 先取りした時間を使って、理想の暮らしを実現する

というアプローチが可能です。より確実に理想を叶えるため、具体的な行動と時間を一日のスケジュールに落とし込んでいきましょう。

 

■スキマ時間の「見つけ方」と「使い方」

たとえば、理想の暮らしを実現するため、リビングにあふれた物を減らす必要があるとします。

1日1個ずつリビングのものを減らすため、毎日15分、片付けの時間を確保したい。だけど、忙しくて時間がない……。

自分の行動実績を振り返ってみると、出社前になんとなくテレビを見ている時間があることが判明。

ここを先取りして、「平日の出社前、8時15分から15分間は、テレビを見ず片付けに集中し、1日1個ずつリビングのものを減らす」とスケジュールに落とし込んでみると、どうなるでしょうか?

週5日で1時間15分、月20日で5時間、片付けに集中できる計算です。1日1個ずつものを減らしていけば、なんと20日で20個のものが整理できることに!

 

■「ライフオーガナイズプランナー」をつけてみよう

「なんだか忙しくて、家を片付ける時間がないなぁ」と感じるときは、まずは自分の行動実績を記録してみて。

実績を書き込むためのプランナーは特別なものでなくてもOK。

手書きやエクセルで自作してもいいし、お手持ちのスケジュール帳が見開き1週間、縦に時間軸となっていればそれを活用してもかまいません。

まずは1週間〜1ヶ月続けてみると……、隠れていた隙間時間が見つかるかもしれませんよ。

 

【参考】

一般社団法人 日本ライフオーガナイザー協会