快適でゆとりある空間に!家の顔「アプローチ」の質を高めるポイント【くらし事典】

住まいは、毎日の暮らしの中心の場所。

私たちの暮らしには、様々な言葉があります。

中には、パッと聞いただけでは分からない難解なものや、聞いたことがあるけれど、意味はよく分からないものもありますよね。

暮らしにまつわる多種多様な用語を解説していくこの【くらし事典】では、そういった「分かっているようで分かっていない、気になるあのワード」にスポットを当てて、分かりやすく解説していきます。

 

■今日の気になるワードは……「アプローチ」

カントリーガーデン / PIXTA

カントリーガーデン / PIXTA

「アプローチ」とは、道路から門、玄関に至るまでの通路とその周辺の部分をさします。

家に訪れた人が最初に目にするところであり、まさに「家の顔」と言っても良い部分です。

建物への誘導をスムーズにするために、植木や曲がった通路などを経て玄関へ向かうように設計される傾向にあります。

その他、道路と敷地に高低差がある場合は階段やスロープを設けるなど、やってくる人をどう迎えるか、様々な工夫がなされます。

 

■アプローチの質を高めるポイント

家の第一印象を決めると言っても過言ではない「アプローチ」ですが、どのようなポイントを抑えれば良いのでしょうか?

 

(1)通路として快適に

道路から玄関までを繋ぐ通路であるアプローチは、訪れた人が気持ちよく玄関までたどり着けるような工夫が必要です。

歩きにくかったり、玄関に着くまでに中が見えてしまったりするのは、あまりいい気分はしませんよね。

バリアフリーや、目隠しになる塀を設けるなどの配慮が必要になります。

 

(2)ゆとりある空間に

やってくる人にとって、アプローチは玄関の一部。建物の導入部分として、ちょっとした演出の工夫があっても良いでしょう。

アクセントウォールやフェンスで奥行きを持たせ、植木や花壇などを置いてみるなど、殺風景で通る人を退屈させないよう飾ってみるのもいいかもしれません。

 

(3)防犯面の配慮を忘れない

アプローチがあるということは、道路と玄関が離れているので、誰かがやってきても見通せない場合もあります。

プライバシーやデザインの観点から、塀や植木を使うこともありますが、作りすぎに注意しなければなりません。

敷地内に人が隠れられる場所や死角が、防犯上あまりよくありませんよね。

踏むと音が出る砂利を敷いたり、ライトをつけるなど防犯面の配慮を忘れないようにしましょう。

道路から玄関に着くまで、安心して通れることが一番です。

 

「家の顔」として、設計の上でも重要な部分になる「アプローチ」。

毎日通る場所は、やはりこだわって作りたいもの。

マンションでも戸建てでも、住まいににアプローチがある方は、一度じっくり目を向けてみては?