明るいところで寝ると鬱になりやすい!? 良質な睡眠のためにできること

コーチャン / PIXTA

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最近、ますます需要が高まっている間接照明。

形もスタイリッシュなものが多いので、置いておくだけでお部屋が一気にオシャレになりますし、あの特有のほわっとした光り方に癒されているという方も多いのではないでしょうか。

そんな間接照明が、実は部屋をオシャレにしてくれたり、癒したりというだけでなく、健康にも大きく関わっているということはご存知ですか?

特に睡眠時の「光」は、私たちの健康状態を大きく左右するんです。

今回は、間接照明と健康の関係についてお話しします。

 

■明るい部屋では脳が夜と認識しない

 kou / PIXTA(

kou / PIXTA

皆さんは普段、眠る時に電気はどのような状態にしているでしょうか?

真っ暗が怖くて電気をつけたまま眠る人、常夜灯のみを付けて眠る人と様々かと思います。

でも実は、電気をつけたまま寝るのは、あまり良いことじゃないんです。

私たち人間は睡眠中に脳の松果体という部分から、睡眠ホルモンとも呼ばれている、睡眠リズムや体内時計を整えてくれる、メラトニンという物質を分泌します。

このメラトニンは、真っ暗な中で眠って、脳が夜だと認識すると沢山分泌されますが、明るいところで眠ると、瞼が薄いために、目を閉じていても光が目の網膜に入ってきてしまいます。

その結果、メラトニンの分泌量が減り、体内時計が狂ってしまい、健康を害してしまうのです。

 

■明るいところで寝るのはリスクが多い!

でも、明るいところで寝るのは体に悪いとは言いますが、実際どんなリスクがあるのでしょうか?

 

(1)鬱になりやすくなる

体内時計が狂うことにより、セロトニンという鬱の抑制となるホルモンの分泌量が低下してしまうため、鬱になりやすくなります。

 

(2)乳がんのリスクが高まる

夜間勤務の人の罹患率が高い乳がん。実はこれも光が関係しているのではないか、というデータがあります。

実験の結果、光の中で眠っていた人が乳がんを発症する確率が高かったそうです。

 

(3)寿命にも関係している

マウスを使った実験ではありますが、メラトニンの生成量が多いマウスは、少ないマウスよりも30%ほど長生きできるという例も報告されています。

 

■健康に寝るための光の強さって?

人間が健康に眠る上で最適な光は0.2~3.0ルクスとされています。

消灯時に使用する人が多い常夜灯が、9ルクスほど。窓を開けたまま眠った時に、部屋に入ってくる月明かりが大体0.2~1.0ルクスほどとなります。

つまり、こぼれてくる月明かりくらいの明るさで眠ることが、最も健康的なんですね。

でも、カーテンをオープンにしたまま眠るのはプライバシー的にも難しいですし、真っ暗な部屋では特に小さなお子さんと眠る家ではお子さんが怖がるかもしれません。

そんな時にオススメなのが「間接照明」なのです!

 

■間接照明を利用して質のいい眠りを

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最近は色々な種類の間接照明が発売されていて、ソーラー電池タイプのものや、アロマディフューザー機能付きのものなどがあります。

しかし、いくら柔らかい光の間接照明を使用しても、頭側に置いてしまっては明るすぎて、意味がありません。

月明かりと同じくらいの明るさにするためには、足元のあたりに間接照明を置くことが効果的とされています。

置く位置にはご注意を!

皆さんも、お気に入りの間接照明を見つけて、眠りの質を上げていきましょう。