種類を知るのが大切!「レンジフード」のお掃除ってどうやるの?【くらし事典】

住まいは、毎日の暮らしの中心の場所。

私たちの暮らしには、様々な言葉があります。

中には、パッと聞いただけでは分からない難解なものや、聞いたことがあるけれど、意味はよく分からないものもありますよね。

暮らしにまつわる多種多様な用語を解説していくこの【くらし事典】では、そういった「分かっているようで分かっていない、気になるあのワード」にスポットを当てて、分かりやすく解説していきます。

 

■今日の気になるワードは……「レンジフード」

YsPhoto / PIXTA

YsPhoto / PIXTA

「レンジフード」とは、調理時に発生する油煙や蒸気などを、直接戸外に排出する装置のことで、コンロの真上に取り付けられています。

中にファンが取り付けられており、これが回ることで調理中に発生する煙を外に出してくれるのです。

 

■ファンの種類

現在一般的に使用されている「レンジフード」では、ファン・フードの形にそれぞれ3つの形状があります。

ファン

(1)プロペラファン

扇風機のようなプロペラの形のファン。外壁に直接設置でき、従来の戸建て住宅によくみられます。

風量も多く取り付けも簡単、比較的安価なのもメリットですが、一方で機密性の高い建物に適さないという難点も。

(2)シロッコファン

こちらのタイプでは、引き上げた油煙を、天井裏や壁などに張り巡らせたダクトを介して、煙や湯気を外まで誘導する方法を取ります。

そのため、コンロが壁から離れていても平気なのです。

騒音が小さく、アイランドキッチンや対面式キッチン、マンションなどでも見られますが、プロペラファンに比べ排気量は少なく、値段も高め。

(3)ターボファン

羽根がファンの回転方向に対して後ろ向きに配されているため、効率よく排気することができます。

プロペラファンより換気量が多いですが、騒音が大きく価格の高いのがデメリットです。

 

フード

(1)ブーツ型

ファンにブーツのような形のフードをかぶせたもの。

一般的に普及しており、あらゆるキッチンに取り付けることが可能なため、スタンダード型とも呼ばれます。

懐の深い作りで、煙の捕集力が高いのが特徴です。

シロッコファンやプロペラファンが使用されます。

 

(2)フラット型

形状がフラットなので、天井が低い場合など、設置スペースが制限されている場所でも設置できる形状です。

上を向いての掃除となるので慣れていないと掃除がしづらく、音が大きいのが難点。

シロッコファン、ターボファンが使用されます。

 

(3)スリム型

凹凸がほとんどない内部構造なので、油がつきにくくお手入れがしやすく、インテリアの一部としても機能します。

こちらはシロッコファンが使用されます。

 

更に、これらの取り付けタイプとして、壁面取付けタイプ横壁面取付けタイプ天井取付けタイプがあり、キッチンのレイアウトによって、どれが適しているかを見定めなければなりません。

一口に「レンジフード」と言っても、これだけ沢山の種類があるなんて、驚きですね!

 

■「レンジフード」のお手入れの仕方

チータン / PIXTA

チータン / PIXTA

焦げ臭さや油っぽい煙を取り去ってくれる便利なレンジフードですが、中の汚れが気になってしまいますよね。

実は、レンジフードには油汚れの他にホコリや菌も付着しているのだとか。

でも、高いところで億劫ですし、掃除するとなったら一大行事です。

一体どのような順番で掃除していけば良いのでしょうか?

レンジフードの掃除ポイントは、レンジフードフィルターファン換気扇内の4つです。

現在は掃除しやすいよう取り外しやすくなっているものも多いので、取扱説明書に従って取り外します。

分解したパーツに付着した汚れに洗剤や重層などを付け、しばらく放置。

油を浮かせた後、スポンジやたわしなどでこすったり、ふき取っていきましょう。

 

レンジフードは便利な設備で、現在はほとんどのキッチンに設置されています。

反面、汚れやすい部分でもありますので、清潔に使っていきたいですね。