几帳面なのに片付けられない…それって「利き脳」のせいかも!

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人それぞれ利き手、利き足があるように、脳にも“利き脳”があるってご存知でしたか?

「片付けても、すぐリバウンドしてしまう」

「自分は片付けられるのに、家族が片付けられない」

もしかするとそれは“利き脳”が原因かもしれませんよ。

 

■ 几帳面男子のはずなのに、片付けられない夫

わが家を例に上げると、夫はいわゆる“几帳面な性格”です。

デスクの上が散らかっているのを見たことがないし、カバンの中の分類もバッチリ。本来片付けられるタイプのはずなのに、収納スペースから出したものを、元の場所に戻せません。

一方のわたしは、元々インテリアや片付けが大好き。それもあって、わが家は完全にわたし主導・わたし目線で収納スペースを整えていました。

まさかそれが、“夫”にとっては使い勝手が悪いだなんて、考えもしなかったのですが……。

そう、実は片付けられる人であったとしても、自分に合わない収納方法を採用すると、物が探せない、戻せない状態になってしまうのです!

 

■ クセを知る手がかりになる“利き脳”

“ライフオーガナイズ”では、自分のクセを客観的にとらえる手段のひとつとして“利き脳”を参考にすることがあります。

行動や思考をつかさどる脳は、

  • 右脳:「ひらめき」や「イメージ」を重視して直感的に情報を判断
  • 左脳:「話すこと」や「書くこと」を得意として論理的に情報を分析

に分かれているそうです。そこで、

  • インプット:受け取った情報を脳に送り込むときに使う脳(ものを探すときに使う脳)
  • アウトプット:その情報を処理して言葉や行動で表現するときに使う脳(出したものを戻すときに使う脳)

を調べることで、自分のクセを知る手がかりにしようというのが、その考え方です。

 

■ あなたの“利き脳”は何タイプ?

ではさっそく“利き脳”を調べてみましょう。

(1)インプット時の“利き脳”

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両手を合わせて指を組んだときの、親指の位置は?

  • 右指が下 → インプット時の“利き脳”は「右」
  • 左指が下 → インプット時の“利き脳”は「左」

 

(2)アウトプット時の“利き脳”

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胸の前で腕を組んだときの、腕の位置は?

  • 右腕が下 → アウトプット時の“利き脳”は「右」
  • 左腕が下 → アウトプット時の“利き脳”は「左」

 

これらを掛け合わせると、脳タイプの組み合わせは次の4つ。

  • インプットが右、アウトプットが右
    → 右右脳タイプ:情報を直感的に捉え、直感的に処理します
  • インプットが右、アウトプットが左
    → 右左脳タイプ:情報を直感的に捉え、論理的に処理します
  • インプットが左、アウトプットが右
    → 左右脳タイプ:情報を論理的に捉え、感覚的に処理します
  • インプットが左、アウトプットが左
    → 左左脳タイプ:情報を論理的に捉え、論理的に処理します

あなたはどのタイプですか? そしてご家族は?

 

■“利き脳”に合わせて収納方法を変える

わたし達夫婦の脳タイプは、わたしが「右左脳」タイプ、夫は「左左脳」タイプ。ものの探し方、戻し方のクセに大きな違いがありました。

たとえばキッチンのストック品。半透明の収納ボックスを使用して、ものを収めていました。

中身が透けて見えるため、わたしはラベルなしでも物を探し戻せますが、夫は視覚的に物を探すのが苦手。

なんとか探し出せたとしても、“拠り所”となるラベルなどがなければ、元の場所がわからなくなってしまうのです。片付けられなくて当然といえば当然でした。

その後、半透明の収納ボックスにラベリングを採用してみたところ……。たったそれだけで、夫はものが探せる、戻せるように!

家族それぞれのクセを意識しながら収納を整えていくと、自然と散らかりづらく片付けやすい仕組みができあがるということを実感した出来事でした。

 

“利き脳”について、さらに詳しい情報を知りたい!という方は、「利き脳片づけ術:脳タイプで、お部屋も心も未来もスッキリ!」(小学館)も参考にしてみて。

あなたが(もしくは家族が)片付けられない理由がはっきりするかもしれませんよ。

 

【参考】

※ 一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会代表理事 高原真由美(2012)「利き脳片づけ術: 脳タイプで、お部屋も心も未来もスッキリ!」(小学館)

※ さいとう きい(2015)「狭くてもすっきり暮らせるコツ61」(宝島社)

 

【監修】

一般社団法人 日本ライフオーガナイザー協会

(ライター: ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー さいとう きい)