これが手作り!? 「スプレー1本」でできる、切り子風グラスやフロストグラスの作り方

ガラスの表面をサンドブラストした、半透明の磨りガラスを「フロストガラス」といいます。

表面は手触りのよいざらざらとしたマット状で指紋が付きにくく、乳白色のやわらかい質感が特徴です。

瓶中にドライフラワーや小雑貨を閉じ込めれば、まるで氷結されたような涼しげな佇まいに。

また、“半透明”という特徴を活かし、中にキャンドルを入れればご覧の通り。

乳白色の磨りガラスが、キャンドルの灯りを柔らかく拡散してくれます。

そんな、インテリアの小物として大活躍してくれそうなこちらのフロストガラス瓶を、今回は“スプレー缶1本”だけを使って自分で作ってみようと思います!

 

■用意するものはこちら

まず最初に用意するものが「ガラスの瓶」です。

これは市販のものでも、使い終わったジャムや調味料の空き瓶でも何でも構いませんが、フロストガラスの特徴である柔らかな乳白色を活かすため、“無色透明”のガラス瓶を用意します。

そしてもう1つ準備するのが、こちらのスプレー。

その名もズバリ「くもりガラス仕上げスプレー」。

一見馴染みの薄いスプレーですが、ホームセンターなどの塗料コーナーに置いてある商品です。

今回はこのスプレーを使って、無色透明のガラス瓶を「アンティーク風フロストガラス」に仕上げてみようと思います。

 

■下地を作る

瓶を洗剤でよく洗い完全に乾かしてから、塗装の下地を作ります。

水で薄めたアクリル絵の具(ホワイト)を少量ティッシュに含ませ、そのまま瓶に直接ポンポンと叩くように着色します。

瓶全体ではなく、所々汚れを付けるような感じを意識して着色していきましょう。

これはスプレーする前の塗装の下地になるのですが、あらかじめこの処理をしておくことによって、経年のダメージ感や凍ったような氷結感を演出することができます。

 

■「くもりガラス仕上げスプレー」で瓶を塗装する

ここからがいよいよ本番!

最初にご紹介した「くもりガラス仕上げスプレー」を使って、瓶全体を塗装していきます。

このスプレーの最大の特徴は半透明に塗装されるということ。

通常のスプレー塗料は、いわゆる「べた塗り」といった感じに塗装されるのですが、こちらのスプレーは乳白色の半透明に塗装することができます。

その透明度は、塗り重ね回数などによって調整することができますので、瓶にスプレーする際に、濃淡具合や質感具合を都度確認しながら塗り進めます。

これで「アンティーク風フロストガラス瓶」の完成です。

無色透明だったごく普通のガラス瓶が、磨りガラス調のアンティークなフロストガラス瓶に大変身!

仕上げのポイントは、瓶の全体を均一にスプレーしないこと。

スプレーする前に作っておいた下地とのバランスを見ながら、透明部分と乳白色部分のバランスやコントラストを意識してスプレーすることが大切です。

 

■マスキングテープを使ってアレンジしてみよう!

くもりガラス仕上げスプレーを使って、さらに色々なガラス製品をアレンジしてみましょう!

まずはこちらの「切り子風グラス」。

これも元々は無色透明だった市販のガラスコップです。

そのガラスコップにマスキングテープを使って、塗りたくない部分(スプレーしたくない部分)をあらかじめ養生しておきます。

その後、くもりガラス仕上げスプレーを表面全体に均一に塗装し、塗料が完全に乾いたところで養生しておいたマスキングテープを剥がします。

するとご覧の通り!

格子模様が美しい「切り子風グラス」の出来上がりです。

本物の切り子とは違って、マスキングテープで模様を自由にアレンジすることができるので、自分好みのデザイングラスを簡単に作ることができます。

同じように、次は紙を使って大きな面をマスキングしてみます。

マスキングされていない中央の丸い部分だけスプレーするイメージですね。

ここに、くもりガラス仕上げスプレーをシュッと一吹きすればこの通り!

スケルトン仕上げがユニークな半透明ラベルができました!

今回は、スプレーした部分の上から「水転写シート」を使って文字やイラストデザインを乗せています。

他にも、グラスの半分だけをスプレーしてみたり、部分的に養生してみたりすることによって、様々なデザインのオリジナルフロストグラスを作ることができます。

 

今回は「くもりガラス仕上げスプレー」という、ちょっと変わった商品を使ってみましたが、他にもアイデア次第でいろいろなアイテムを作り出すことができる商品がまだまだたくさんあります。

そんな、DIYインテリアに役立つユニークな商品を、これからも少しずつご紹介していきたいと思います!