少し不思議な形の漆器「めぐる」その形の意味するところは…?【Editor’s セレクション】

 

暮らしを豊かにするために欠かせないのが、インテリアや愛すべき雑貨たち。

このシリーズでは、「Editor’s セレクション」と称して、曜日毎に違ったアイテムで、編集部がグッと来たアイテムやブランドをご紹介していきます。

日曜日は【食器編】!

今回は、グッドデザイン賞・ウッドデザイン賞をダブルで受賞した漆器ブランド「めぐる」をご紹介いたします。

 

■漆器「めぐる」制作の背景に活躍する、視覚障害者の方たち

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この漆器、少しユニークな形をしていますよね。

そのフォルムや質感は美しく、思わず両手で抱きあげたくなるほど。

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どうしてこんなユニークな形の漆器ができたのか。

そこには、視覚障害者の方々の感性が生きています。

漆器「めぐる」は、会津の漆器職人たちと、視覚障害者の方々の両者が対話を積み重ねながら、約1年をかけてじっくり商品開発したもの。

目を使わず生きている視覚障害者の方々は、いわば“感性のスペシャリスト”。

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形を”手先や唇によって認識する”という感性が他よりも繊細な彼女たちが求める、”究極の心地よさ”に応えることにより、「めぐる」のデザインの実現に至ったのだそう。

 

■グッドデザイン賞・ウッドデザイン賞をダブル受賞

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そんな「めぐる」は、2015年に、グッドデザイン賞・ウッドデザイン賞をW受賞。

視覚優位のデザインになりがちな昨今の中で、“触り心地”を起点とし、漆独特の滑らかさに注目して作られた点が評価されているようです。

また、漆を塗り直し、「お直し」という手法で子や孫に漆器を受け継いでいくコンセプトも話題となっています。

 

いかがでしたか?

当たり前のように”見える世界”にいる私たち。

世の中に溢れている“見えるもの”からのデザインではなく、触角に重点を置いた「めぐる」に触れると、その心地よさにきっと感動を覚えるのではないでしょうか。

この機会にぜひチェックされてみてくださいね。

 

【めぐる】

■仕様 飯椀・汁椀・菜盛り椀からなる「三つ組の入れ子椀」で構成
■種類 安心して持つことのできる「水平」と優しい丸みのある「日月」の2シリーズ
■価格 7,000円(税抜)~

 

【参考】

グッドデザイン賞&ウッドデザイン賞をダブル受賞 “人生に寄り添う”漆器ブランド『めぐる』 数量限定で発売

漆器『めぐる』公式サイト

漆器『めぐる』オンラインストア