あなたの家はどの形?「キッチン」のレイアウトいろいろ【くらし事典】

住まいは、毎日の暮らしの中心の場所。

私たちの暮らしには、様々な言葉があります。

中には、パッと聞いただけでは分からない難解なものや、聞いたことがあるけれど、意味はよく分からないものもありますよね。

暮らしにまつわる多種多様な用語を解説していくこの【くらし事典】では、そういった「分かっているようで分かっていない、気になるあのワード」にスポットを当てて、分かりやすく解説していきます。

 

■今日の気になるワードは……「キッチン」

家族のご飯を作る主婦を始め、家に必ずついている「キッチン」。

設計の上では、家全体の間取りや家事動線を考慮して、特に熟考しなければならないポイントです。

実は、このキッチンのレイアウトには、それぞれ名前があることをご存知でしたか?

今回は、その中の基本の型6つについて特徴を解説していきます。

 

■シンプルで場所を取らない「1型」

 runa / PIXTA

runa / PIXTA

「1型」は冷蔵庫、シンクとコンロを一直線に並べたレイアウトです。

場所を取らないため、ワンルームマンションやアパートなどでよく採用されています。

調理の動線を考えると、大きなキッチンでは動線が長くなってしまうため、コンパクトなキッチン向けです。

 

■水回りと火まわりを分ける「2型」

YsPhoto / PIXTA

YsPhoto / PIXTA

「2型」はシンク、調理台とコンロを2列で分けて向かい合わせたレイアウトです。

水回りとコンロ回りを分けることによって、動線を短くすることができます。

ただし、火を使いながら洗い物などをしようとすると後ろを向かなければならないなど、安全とは言えないレイアウトとも言えます。

 

■作業動線のよい「L型」

ABC / PIXTA

ABC / PIXTA

「L型」はシンク、調理台、加熱器をL型に並べたレイアウトです。

この形は1型の次に多く採用されており、シンク、コンロ、冷蔵庫またはダイニングを三角形で結ぶことができるので、動線が短く、使いやすいといえます。

ただし、広さが必要な点と、壁に向かって作業するため、家族とコミュニケーションを取りづらいのがデメリットです。

 

■広くて使いやすい「U型」

「U型」はシンク、調理台、コンロを3方向に並べたレイアウトです。

L型と同様、動線が三角形を描くため動線を短くすることができますが、広い面積を必要とします。

 

■完全独立型の「アイランド型」

 TOSHI / PIXTA

TOSHI / PIXTA

「アイランド型」は壁から島のようにキッチンが独立したレイアウトです。

壁から離れているため、キッチン周りを広くとることができます。

広いスペースが必要になるため、一般家庭にはあまり浸透しにくい形ですが、料理教室を開いている方や、趣味でご友人と料理を作る方には向いているレイアウトです。

 

■完全独立型の「ペニンシュラ型」

「ペニンシュラ型」はアイランドキッチンの端の左右どちらかを壁につけているものを言います。

ペニンシュラは「半島」という意味で、半島のように壁から出ている形をしています。

キッチンの奥行きを作ればバーカウンターのように使用することもでき、調理しながら家族とコミュニケ―ションを取ることが可能です。

 

一般には、シンク、コンロ、調理台を分ける場合、これらの3つが三角形に結べるレイアウトが、動線が短く使いやすいとされています。

しかし、キッチンには意外とこれといった決まりはなく、これ以外にも様々なレイアウトがあります。

ご希望のライフスタイル、環境に合わせて自分に合ったキッチンを検討してみてはいかがでしょうか。