思い出深い人形たちと、「人形供養」でお別れしました【ミニマムライフへの道】no.17

(あらすじ)

「無意味なモノ達大歓迎!」「趣味のモノは飾ってこそ!」の心情のもと、雑貨にあふれた我が家。

とうとう、憧れの「都内で庭付き平屋」を購入したものの、その新居は、わずか37平米。

夫婦2人+大型犬1匹には厳しすぎる……。

手持ちのあらゆる品を極力捨てず、コツコツとネットオークションやリサイクルショップでせっせと売ったら、なんと10万円以上の稼ぎに!

さあ、次はどうしよう?

 

【ミニマムライフへの道】

いままでのシリーズを読む

 

■捨てられなかったお人形・ぬいぐるみたちをどうする?

東京梅雨明けの初日、晴天。

筆者は大きなダンボールをクルマに乗せて、とある所へ向かいました。

ダンボールに入っているものとは?

1469759799790

お人形やぬいぐるみの類です。

広さが半分になってしまう新居、どうしても全て持って行くことはかないません。

しかし、ネットオークションに出すには多すぎ、かといってリサイクルにまとめて出すのも忍ばれました。

もちろんただ捨てるなんて絶対出来ません……。

そこで、この想い出の数々を引き取ってくれるという「人形供養」を利用することに。

そこで色々なお話もお伺いしてきました。

 

■感謝の気持ちを込めたお別れ「人形供養」

1469759801461

日本には「人形は魂が宿っている」という思いで大切にする風習があります。

「人形供養」とは、古くなったり壊れたり、置けなくなった人形類を処分できない人が、お布施を納めて神社やお寺に引き取ってもらい、その魂をお祓いし、感謝の気持ちをこめて納める(お別れする)ことを言います。

都内では、毎年秋に開催される明治神宮の人形感謝祭などが大規模で有名ですね。

 

■実際に行ってみた

今回は、週2回人形の持ち込める八王子市の多摩堂さんを訪ねました。

1469759521899

受付所は小さな一軒家で、ちょっとドキドキでしたが、穏やかに迎え入れてもらい、まずは供養の様子を撮影した写真を見ながら供養までの流れを確認したうえで、お布施の額を決めるため箱のサイズを測ります。

1469759462976

筆者の箱は大きめの部類になるので、4,000円とのこと。

それにオプションで供養当日の写真郵送もお願いすると1,000円かかります。

合計5,000円をお布施として納めてきました。

1469759458312

幼少の頃から持っていた人形との最後の握手です。

1469759459340

受付からお布施の領収書発行まで、通常なら10分前後で完了します。

この機会に色々お話したところ、印象深いお話がたくさん聞けました。

 

■持ち込めるものはかなり多様。

お人形やぬいぐるみはもちろんのこと、想い入れのあるものは基本的に可能なんだとか。

例えば乗物のプラモデル・器類・御札お守り・写真や絵・なんとお位牌も仏壇も!

あまり大きな声では言えないそうですが、芸能人・タレントさんが、ファンからの贈り物を粗末に出来ないので持ち込むこともあるとか。

1469760878338

直接持ち込めない場合は、宅急便でも受け付けているそう

 

■高齢化社会の影響はここにも!

筆者はてっきり個人が利用するものだと思っていましたが、最近顕著に増えているのは、何でも屋さんや遺品整理業者さんとのこと。

高齢化などの社会問題は、こういうところにも影響を及ぼしているのですね。

 

■想い出に感謝し、物を大切にする気持ちを

こうして無事に納めてたものの、実は今でも少し泣けてくるのです……。

やはり思い入れの深いものなので、完全にスッキリとはなりません。

心の痛む断捨離でした。

1469759520889

しかし、「記事になることで、こういう方法があると知られるのはありがたいし、捨てられる人形が減り、感謝の気持ち等がすたれないことを願います。」という受付の方の言葉に慰められ、こうして記事にさせていただいております。

1469759460218

皆さんの断捨離にも、参考になれば幸いです。