アラフォーカメラマンがゆく!自宅リノベ奮闘記 no.15「新しい梁が入った!」

 

(前回までのあらすじ)

8年前に購入した、都内築39年(昭和51年築)の中古戸建てをリノベしようと、奮闘する僕たち一家。

耐震工事で区からの助成金を活かしつつ、自分たちらしい我が家を目指しています。

「梁を新しいものに交換する」という、予想もしていなかった追加工事で、頭を抱えていた僕たち。

スタイル工房の鈴木さんとの二日がかりの話し合いで、交換する梁の数を減らして工事を進めることになったものの、追加金は40万円と言われてしまい……。

 

※  【アラフォーカメラマンがゆく!自宅リノベ奮闘記】今までのシリーズを見てみる

 

■理想の家への道は容易ではないが、工事は着々と進行!

中古戸建のリノベーションは「解体工事をしてみないと、家の状態が分からない」と言われてはいましたが、どこか他人事と思っていた自分がいたことに気づきました。

住みたい理想の家にたどり着くのは、なかなか容易ではないんですね。

とはいえ、頭を抱えていても、大工工事は着々と進んでいきます。

この時期は自分の仕事が立て込んでいて、なかなか足を運ぶことができなかったのですが、大工さんがいない朝や夜に訪れると、どこかが前に来た時よりも進んでいて、その変化に嬉しくなります。

2月3日、仕事帰りに立ち寄ると、「交換するか、しないか」で鈴木さんと二日がかりで話し合った、まさにその新しい梁をこれから入れるというところに立ち会えました。

新しい梁を3人がかりで組み入れていきます

古い梁のあったところに、新しい梁を3人がかりで組み入れていきます

慎重に調整しながら組み込んでいきます

互いに確認し、慎重に微調整しながら……

 

■「ミシッ!」「パキッ!」築40年の中古住宅にハラハラ……!

新築の家ならあっという間に組み込んでいけるのでしょうが、なにせ建ってから約40年の中古住宅。

歪みながらも、木材同士が馴染んで支えあっていたところに新しい梁を入れようとしているのですから、すんなりとはいきません。

普段は大工さん1人の現場ですが、この日は3人がかり。

「バキッ!」とか「ミシッ!」という音に、写真を撮りつつ見守っている僕はハラハラドキドキ。

真冬なのに汗が出てきそうです。

四苦八苦しながらも、なんとか梁が収まり、大工さん3人はホッとした様子。

梁が入れてポールでさらに支えをいれて仮補強。

梁が入るとポールで支えをいれて場所を固定。右上と真ん中が古い梁と柱。そこに新しい梁をT字に組み込んだ

写真を撮られることに慣れていない職人さんたちには、普段以上に緊張させてしまったようで、申し訳ないことをしてしまいました。

とはいえ、リノベーションは、中古の家がどのように変化していくかを目の当たりにできる、貴重な体験です。

また、完成したら見えなくなってしまう壁や天井の裏側がどのようになっているか、構造がわかる面白みもあります。

家族や設計者と作り上げた、思い入れのある“2次元”の図面やパース(完成予想図)が、実際に職人さんたちによって“3次元”で形作られていく様子を見逃すのは、もったいないというもの。

いろんな発見があることは間違いないですし、出入りする職人さんと休憩中に雑談する楽しみもあります。

現場好きの方は、作業の邪魔にならないように配慮しつつも、ぜひ足を運んでみてください。

 

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no.1「そうだ、リノベしよう」