こんなにあるって知ってた?用途で違う「窓ガラス」の種類【くらし事典】

 

住まいは、毎日の暮らしの中心の場所。

私たちの暮らしには、様々な言葉があります。

中には、パッと聞いただけでは分からない難解なものや、聞いたことがあるけれど、意味はよく分からないものもありますよね。

暮らしにまつわる多種多様な用語を解説していくこの【くらし事典】では、そういった「分かっているようで分かっていない、気になるあのワード」にスポットを当てて、分かりやすく解説していきます。

 

■今日の気になるワードは……「窓ガラス」

Sutichak / PIXTA

Sutichak / PIXTA

家、会社、学校、工場の採光を取り入れる窓ですが、建物の用途によって窓ガラスの素材も使い分けされています。

今日は意外と知らないガラスの種類についてご紹介します。

 

■模様がついたガラスから頑丈なガラスまで。意外と知らないガラスの種類

(1)フロートガラス

いわゆるよく目にするのがこのフロートガラスです。

テーブルトップやガラス板などに使用され、家の窓ガラスに最も多く使用されています。

 

(2)型ガラス

Airchariot / PIXTA

Airchariot / PIXTA

「ロールアウト製法」という模様付きのロールとそうでないロールの間に液体のガラスを流し込み、片側に模様を付けたガラスです。

模様によって視界を遮る効果があるため、住宅では通りに面した1階の部屋などに向いています。おしゃれでプライバシーを守ることができるガラスです。

 

(3)ペアガラス

2枚のガラスの間に空気を密閉したガラスです。空気を密閉することによって断熱効果が期待できます。

 

(4)強化ガラス

HHImages / PIXTA

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フロートガラスを熱処理して、割りにくく、割れてしまったとしても安全性を保てるガラスです。

割れると普通のガラスは先がとがり、刃物状に破損しますが、強化ガラスは粉々になるため、片づける際素手で触ってもけがをしにくくなります。

住宅にも使われることもありますが、商業施設や学校など、人が集まる施設に多く採用されています。

 

(5)合わせガラス

フロートガラスを2枚重ね、中間膜で接着したガラスです。

中間膜のおかげで割れにくく、安全性が高く、こちらも住宅はもちろん、商業施設などの人が集まる施設に多く採用されています。

住宅以外でもその安全性から車や新幹線などにも使われています。

中間膜の種類を変えることで防音性が高いガラスや防犯ガラス、おしゃれな色ガラスにすることも可能です。

ただし、自分で切断したり穴をあけることはできないので、DIYするのには向いていません。

 

(6)複層ガラス

スペーサーと呼ばれる金属部材で2枚のガラスに空間を持たせたガラスです。

中間層を持たせることによって断熱効果が生まれます。また、結露を防止します。最もよく使用されるのは住宅です。

 

ガラス、と一言で言っても、今回ご紹介した以外にも様々な製法で作られたガラスがあります。

用途によって使用するべき種類が違うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。