日焼け止めは30分経たないと意味ナシ!「元皮膚科看護師」が教えるお出かけ前の日焼け対策

saki / PIXTA

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この時期、お出かけ時に1番気になるのが「日焼け」。特に女性は気になるところではないでしょうか。

日焼け対策というと、「高額な美白化粧品を使わないとダメなんじゃない?」なんて思われがちですが、おうちでも簡単に、手軽に日焼け対策はできます!

真夏の太陽の影響を押さえて、きれいな肌で秋を迎えられるよう、元皮膚科看護師の視点から、おうちで簡単にできる日焼け対策をご紹介します。

 

■まずは知っておこう! 日焼けのメカニズム

日焼けという状態は身体でどのようなことが起こっているのでしょうか。

AH86 / PIXTA

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皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3構造から成り立っています。

表皮の層の細胞にある「メラノサイト」は直射日光を浴びると、その働きによってメラニン色素を増大させます。

その増大したメラニンが皮膚に沈着することで、肌の色が次第に黒くなっていく……というのが、「日焼け」のメカニズムです。

また、太陽の光とともに浴びる紫外線には、真皮にあるコラーゲンと、皮膚の弾力のもととなるエラスチンを壊してしまいます。

そのため、肌の老化が早まり、皮膚を触った時にザラザラとした質感となってしまうのです。

 

■出かける前の日焼け対策1:日焼け止めは、出掛ける「30分」前までに

Satoshi KOHNO / PIXTA

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当たり前のことですが、お家でまずできるのが「日焼け止めを塗る」こと。

日差しを感じてから、外で日焼け止めを塗ったり、家を出る直前にサッと塗ったりしていませんか?

日焼け止めは塗ってすぐに効果を発することはできず、効果が出るまでに30分間は時間が必要となります。そのため、家を出る30分前には塗っておくようにしましょう。

 

■出かける前の日焼け対策2:朝の柑橘系の摂取を控える

Syda Productions / PIXTA

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外出前に控えてほしいのが柑橘類の摂取。

柑橘類に含まれるソラレンという物質はメラニンを増やす性質があります。

そのため、普通に日焼けしてもシミが濃くなったり、黒くなりやすくなります。

摂取後、2時間で体内のソラレンの量はピークとなり、消失まで7時間はかかります。

朝食での摂取は控えた方が良いでしょう。

 

■出かける前の日焼け対策3:普段使いしている「化粧オイル」にも注意!

和尚 / PIXTA

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保湿目的やマッサージのオイルとしてグレープシードオイル、ローズウッドオイル、馬油、亜麻仁油(フラックスシードオイル)を使っている方。

これらのオイルは酸化しやすく、日に当たることで油焼けをすることがあります。

「油焼け」とは、オイルが酸化することで、皮膚にシミやしわを濃く残してしまうこと。

出かける前にこれらのオイルでの肌のケアには注意が必要です。

 

■帰宅後の対策1:とにかく「保湿」が肝心!

もし焼けてしまったら……帰ってきたらすぐに対策をしましょう。

yo- / PIXTA

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日焼け後の肌は水分がどんどん抜けやすい状態となっています。

そのため、保湿化粧水でたっぷりと保湿をすることが大切となります。

また、ただ、化粧水を塗るだけですと肌から水分が抜けやすいので、オイルや乳液で上からカバーするようにしましょう。

 

■帰宅後の対策2:ビタミンCを積極的に摂る

Graphs / PIXTA

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紫外線に含まれる「活性酵素」がシミやしわの原因となりやすいのですが、その活性酵素を抑制するのが、「抗酸化物質」です。

抗酸化物質はビタミンCに多く含まれるため、ビタミンCを積極的に摂ることが推奨されます。

ビタミンCは熱で壊れてしまうため、生で食べられる食材を選択しましょう。

 

いかがでしょうか。

どの方法も特別なものは一切使用せず、家で少し注意しているだけでできるものばかりです。

残暑がまだまだ厳しいと予想される今年の夏。日焼け対策をしっかりと行って美しい肌で秋を迎えましょう!