育てる楽しみがある「革小物」に魅せられて【ハンドメイド作家を訪ねる】

 

大量生産、大量消費もいいけれど。

使い捨て、ファストファッションも、便利だし、使いやすいけれど。

「わたしが選んだ、こだわりの1つ」は、なんだかすごく愛おしく大切にしたくなるもの。

そんな雑貨やアイテムが、おうちに1つあると、素敵な空間になると思いませんか?

毎週日曜日は、そんな“こだわりのアイテム”にフォーカスして、その作家の想いやエピソードをご紹介します。

ナビゲートしてくれるのは、タレントとして、またテレビや映画などでも女優として活躍しているちはるさんです。

 

■出会いのきっかけはテレビの情報番組で

育てる楽しみがある「革小物」に魅せられて【ハンドメイド作家を訪ねる】

ふんわりとしたシルエットがきれいなバッグは42,120円(税込)。オリジナルの真鍮のプレートも目をひく

今回ご紹介するのは、革デザイナー「木村由香里」さんがデザインした革アイテムです。

育てる楽しみがある「革小物」に魅せられて【ハンドメイド作家を訪ねる】

木村さんとの出会いは5年ほど前、テレビの情報番組で取材させてもらったのがきっかけでした。

育てる楽しみがある「革小物」に魅せられて【ハンドメイド作家を訪ねる】

モノづくりが大好きで、でも押し付けがましいところが全然なくって、すてきなご夫婦だなっていうのが第一印象。

帰り際にちっちゃなコインケースをいただいたのもうれしかった。

その後しばらくして、CHUMでも販売させてもらうことになりました。

後で聞いたら木村さんはずっと前から私の本『男友達』を愛読してくれていたそうです。

 

■カッチリし過ぎず男っぽすぎないところが魅力

育てる楽しみがある「革小物」に魅せられて【ハンドメイド作家を訪ねる】

色鮮やかな色のパスケース7,128円(税込)なども人気の商品

木村さんがつくる革小物はカッチリしすぎず、キレイに、大切につくられていることが伝わってきます。

以前はお洋服をつくる仕事をされていたのですが「年月を経て素材が成長していくところが面白くて」革を使った小物づくりを始めたそう。

育てる楽しみがある「革小物」に魅せられて【ハンドメイド作家を訪ねる】

同じ革でつくった長財布。手前が新品で奥は木村さんが数年使った私物

革に関する説明もとても上手で「去勢した牛の革はすごく質がいいんですよ」なんてことをさらっと教えてくれるところがまたカッコいいのです。

育てる楽しみがある「革小物」に魅せられて【ハンドメイド作家を訪ねる】

硬貨がピッタリ収まる金具をつかったちょっとレトロ感のあるコインケースは9,720円(税込)

こんなふうに話を聞きながら、実際につくっている人から直接買えるのってすごく楽しいし、大事に使おうって思いますよね。

育てる楽しみがある「革小物」に魅せられて【ハンドメイド作家を訪ねる】

「縁(へり)落とし」という作業の後、乾燥を防ぐ「目どめ剤」を塗っているところ。「このひと手間でずっと持ちがよくなります」と木村さん

手がとっても綺麗なのは、木村さんいわく「革の脂や、糸についているミツロウのせいかも」だそう。

木村さん、革のお話、また聞かせてくださいね。

 

【木村由香里さん(LITISTA)プロフィール】

革デザイナー夫と共にLITISTA(リティスタ)として革小物のデザイン・制作を手掛ける。

秋葉原駅〜御徒町駅間のガード下にある、ものづくりをテーマとした施設「2k540」にアトリエがある。

 

【ちはるさん プロフィール】

テレビ、映画、舞台などでタレント、女優として活躍するだけでなく雑誌・Web連載、著書など多彩なジャンルで活躍中。

オーナーである目黒のカフェ「CHUM APARTMENT」をはじめ、インテリアや雑貨などのセンスは長年多くの人の支持を集めている。

月刊誌『ESSE』(扶桑社刊)にて音楽に関するエッセイ「ちはるのハナウタ」も好評連載中!

 

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撮影/佐々木孝憲