わたしが「ステンドグラス」デビューのキッカケになった作品【ハンドメイド作家を訪ねる】

 

大量生産、大量消費もいいけれど。

使い捨て、ファストファッションも、便利だし、使いやすいけれど。

「わたしが選んだ、こだわりの1つ」は、なんだかすごく愛おしく大切にしたくなるもの。

そんな雑貨やアイテムが、おうちに1つあると、素敵な空間になると思いませんか?

毎週日曜日は、そんな“こだわりのアイテム”にフォーカスして、その作家の想いやエピソードをご紹介します。

ナビゲートしてくれるのは、タレントとして、またテレビや映画などでも女優として活躍しているちはるさんです。

 

■「ステンドグラス」の魅力にハマった、村瀬可衣さんの作品

わたしが「ステンドグラス」デビューのキッカケになった作品【ハンドメイド作家を訪ねる】

以前旅した小笠原の海をイメージした「青い海とマイマイ」という名のブラケットランプ

今回ご紹介するのは、ステンドグラス作家の村瀬可衣さん。

わたしが「ステンドグラス」デビューのキッカケになった作品【ハンドメイド作家を訪ねる】

可衣さんとの出会いはかれこれ15年くらい前。

友人からプレゼントされたステンドグラスのランプがとっても素朴で可愛くて気になり、その後、可衣さんのランプを扱う自由が丘のお店に通い詰めました(笑)。

そのお店の方の紹介で可衣さんと会って、オリジナルのランプをつくってもらい、当時表参道にあったCHUM (ちはるさんがオーナーを務めるカフェ)で販売するようになったんです。

そしてランプはあっという間に人気商品に!

わたしが「ステンドグラス」デビューのキッカケになった作品【ハンドメイド作家を訪ねる】

ガラスのパーツをつなぎ合わせるためのハンダゴテ(右)、ガラスを割るためのペンチなど、ステンドグラスづくりに使う道具類

アトリエを訪ねてランプづくりを体験させてもらったことも。

いろんな色のガラスストックがきれいだったこともよく覚えています。

なにを隠そう、可衣さんは私にとって“ステンドグラスデビュー”のきっかけをつくってくれた人なのです。

 

■「クラフト」と「工芸」の間にあるものって?

「当時のことは私もよく覚えています。

カップ&ソーサーのランプとか、ツルとカメがモチーフ、なんていうのもありましたね。

でも、1か月のうち半分は自分がつくりたいものをつくる、もう半分はCHUMのための商品をつくる、と決めてやっていました」と可衣さん。

わたしが「ステンドグラス」デビューのキッカケになった作品【ハンドメイド作家を訪ねる】

「ライラックニシブッポウソウ」という名のペンダントランプ。アフリカで見た美しい鳥がモチーフ

当時はアレコレわがままを言って、色々つくってもらっていましたが、そんなふうに自分の中で気持ちを整理しながらつくってくれていたんですね。

可衣さんのランプは自宅にもたくさんあって、10個以上はあるんじゃないかな。

わたしが「ステンドグラス」デビューのキッカケになった作品【ハンドメイド作家を訪ねる】

点灯するとがらりと表情を変え、美しいディーテールが浮かび上がる

あたたかみのある光をボーッと見つめていると、本当にリラックスできます。

「ステンドグラスをつくること自体が目的ではなくて、表現の手段として選んでいます。

クラフトでも工芸でもない、その間にあるものを目指したい」という可衣さん。

個展のときはほんとにキラキラしてるんです。

ユニークで美しい作品、これからも楽しみにしています!

 

【村瀬可衣さん(ステンドグラス作家)プロフィール】

個展やグループ展のほか、京都・柊屋旅館をはじめ店舗や個人宅の照明、装飾窓なども数多く手掛ける。

 

【ちはるさん プロフィール】

テレビ、映画、舞台などでタレント、女優として活躍するだけでなく雑誌・Web連載、著書など多彩なジャンルで活躍中。

オーナーである目黒のカフェ「CHUM APARTMENT」をはじめ、インテリアや雑貨などのセンスは長年多くの人の支持を集めている。

月刊誌『ESSE』(扶桑社刊)にて音楽に関するエッセイ「ちはるのハナウタ」も好評連載中!

 

 

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撮影/山川修一