アラフォーカメラマンがゆく!自宅リノベ奮闘記no.16「縁の下でいきる職人技」

(前回までのあらすじ)

8年前に購入した、都内築39年(昭和51年築)の中古戸建てをリノベしようと、奮闘する僕たち一家。

耐震工事で区からの助成金を生かしつつ、自分たちらしい我が家を目指しています。

年明けはスケルトン状態だった家も、いよいよ本格的な作業が始まって……。

 

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■真冬の夜に、一人黙々と配管作業をするプロフェッショナル

年明けの解体終了直後の我が家は屋根と外壁、梁と柱、一部の内壁を残したのみでした。

しかし2月中旬になると、梁や柱が入れ替わり、根太や床の下地材も入って、これまで大工さんだけの作業だったものが、徐々にほかの職人さんたちも出入りするように。

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2月9日、大工作業開始から約3週間ほどで新しい梁や根太が入り、ちょっと家らしく(?)なってきた

2月12日、仕事帰りに立ち寄ると、陽はすっかり暮れているのに、現場はまだ灯がともっています。

覗いてみると上下水道の配管をする設備屋さんが、一人黙々と作業中。

他の現場も掛け持っているために、この時間になってしまったのだとか。

「昼間はいろんな職人さんが出入りしているので、こうしてみんなが引き揚げてから作業をした方が、集中できて仕事がはかどるんですよ」

「それにあまり人と一緒に仕事をするのが得意じゃなくて……」とちょっと恥ずかしそうに笑いながら、手を休めずに管をつなげていきます。

そして、「これは2階のトイレからの排水パイプです」と教えてくれました。

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接着剤をひと塗りしてはめこむと、一瞬で固着。ちょっとした角度のずれも間違えられない作業です

 

■夜も更け飼い犬を心配しながらも、次の現場へ

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一区切りつくまでもう少し仕事をしていくというので、仕事の邪魔をしても悪いですし、何よりもお腹がすいてきたので、僕はお先に失礼することに。

「実はもう1件、このあとまわらなきゃいけないんです(なんと!!)。修理の依頼が来ちゃって。

ホントは飼っている犬に朝から留守番させちゃってるから、早く帰って、かまってやりたいんですけどね」

そう言いながらも、仕事をしているのが好きそうな表情。

前回、壁や天井の裏側の構造は完成すると見えなくなってしまうと書きましたが、それと同様に、こうした配管は壁や床ができると見えなくなってしまう設備。

漏水が起きたら大変なことになってしまう部分です。

生活していると当たり前と思っている水の流れも、こうして職人さんが真冬の夜に図面を見ながら、ひとつひとつつないでいるのを目の当たりにすると、縁の下で支えてくれる彼の仕事に感謝感謝です!

大工さんや左官屋さんなど、目に見える部分を作る職人さんたちにどうしても目が行きがちですが、こうしたプロフェッショナルな方もいてこそ、家って出来上がっていくんですね。

 

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no.1「そうだ、リノベしよう」