シェアハウスに「家族で住む」!? 彼らがそこに求めるものとは

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ここのところ、日本各所で急増中の「シェアハウス」。

低資金で初期費用も安く、次のステップ準備期間にと利用する人ももちろんいますが、「あえてシェアハウスを選ぶ」という人も増えてきています。

他人と一緒に、文字通り「1つ屋根の下」で生活を共有するシェアハウスは、未経験者からすると「敷居が高いのでは?」「プライベートは保たれているの?」と、不思議なこともたくさんありますよね。

実際に住んでいる人たちはどう感じているのでしょうか?

そこで今回は、実際に都内のシェアハウスを利用している筆者の感想と、そこに住むシェアハウスの住人に、「メリット」「デメリット」を聞いてみることにしました。

 

■シェアハウスに「家族で住む」そのメリットとは

筆者が住むシェアハウスには、単身者の他にも、最近子どもが生まれた家族も住んでいます。

その女性にシェアハウスの感想を聞いてみると、

「子ども連れでのマンション生活って、ストレスが家族に向きやすいんだけど、たくさんの人の中で暮らすと、特にお母さんは逃げ場が多くて助かっているのよ。

子どもも人が好きなので、大人たちとのコミュニケーションも取れて、自立心の勉強にもつながるし、妊婦の場合あまり出歩けないので、寂しい思いをしなくてすむの」

とのこと。

確かに、家に閉じこもりっぱなしの妊婦さんにとって、扉を開けると誰かが居るシェアハウスは、情報交換も豊富で、寂しい思いをしなくても良いよう。

たくさんの大人達が、たくさんの子どもを育てる、“ファミリー向けのシェアハウス”も最近では人気を集めています。

核家族化が進み、また隣近所に誰が住んでいるかもよく判らないような“関係の希薄さ”が、多くの悲しい事件や事故を引き起こすことも多い中、昔の“長屋暮らし”のような関係のメリットが再認識されているようです。

 

■「気をつかい合う」というストレス

もちろん、メリットだけでなく、デメリットもあります。

お風呂に入りたい時間に誰かが入っていると時間をずらさなくてはいけない、洗濯機がふさがっていると、空くまで待たなくてはいけないなど、普通の家庭でもよくありがちな事。

また、「エネルギーを休ませる」という家で、気をつかい合うというのも、少しばかりストレスがかかることです。

「シェアハウス」と一口に言っても、専門の不動産会社やシェア業者が入っている場合と、二世帯住宅などを個人で借りて、友達の繋がりで住む場合があります。

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夕食時、一人1品持ち寄るとこんなに沢山の豊かな食卓です

どちらの場合も大切なのは、住んでいる人と自分が合うかどうか、ということ。感性の似た人達が集まっていると、自然と役割も決まってストレスなく生活もしやすくなります。

住人が友達の友達という繋がりだと、全く知らない人と住むよりは、気持ちが楽かもしれません。

 

良くも悪くも、まるで大きな家族のような、濃密なコミュニケーションがとれるシェアハウス。コミュニケーションが希薄になってきている現代だからこそ、そこに人が集まってくるのも、必然かもしれませんね。