本当に便利になった?シニアのキッチン事情 IHコンロ切り替えで減少した子ども世代の「火の元の心配」、一方でシニアの2割以上ガスコンロへの出戻りを希望

ふくいのりすけ / PIXTA(ピクスタ)

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このところ急に冬が近づきましたね。寒くなると気になるのが、乾燥による火事のリスクです。

昨年(平成27年)に起こった住宅火災による死者の内、約7割は高齢者。

高齢化社会が進んでいく中、「火の元」の心配は、当事者だけでなく子ども世代(30〜50代)で高まっています。

そうした理由から、ガスコンロからIHコンロへの切り替えを検討されている方も多いのではないでしょうか?

とはいえ、気になるのはその使い勝手。

「安心」以外のデメリットも知っておきたいところです。

 

y_seki / PIXTA(ピクスタ)

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今回は、実際にIHコンロへ切り替えたシニア層を中心に、切り替え後の日常生活の変化や実用性についての調査結果を紹介します。

火の始末の不安から、高齢者とその家族はIHコンロへの切り替えを希望する声が多く見られる一方で、「やっぱりガスに戻したい!」という“出戻り”希望者も少なくないとか。

その訳と解決策を詳しく見ていきましょう。

 

 

■調査結果1:IHコンロ切り替えで親子共に心配事軽減

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今回の調査結果から、IHコンロに切り替えたキッカケとして約4割のシニア世代が「火の使用に不安を感じていた」と回答し、また子ども世代の親御さんに関する心配事を訪ねたところ、「身体的な健康面」(69.7%)に次いで挙がったのは、やはり「火の元の心配」(40.9%)でした。

半数以上の子ども世代は、親御さんに対して「IHコンロ切り替えを薦めたいと思う」と回答し、実際に切り替えたシニアの約8割も、「IHを利用してよかったと思うこと」に対して、「火の元の心配がなくなった」と回答しました。

最新の設備機器への切り替えで心配事の払拭を望む声が見受けられました。

 

 

■調査結果2:4割のシニア世代がIHコンロを不便に感じていた

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ところが、IHに切り替えたシニア世代の約4割が「不便」と回答しました。

その理由は、

1位「IHコンロ対応商品しか使えない」(65.7%)

2位「フライパンを振るときにスイッチが切れてしまう」(43.3%)

3位以降は「火力が低く感じる」(37.3%)、

「調理器具が部分的に熱くなるので食材全体に火が通りにくい」(17.2%)、

「加熱するのに時間が掛かる」(14.9%)という結果。

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自由回答でも、「火力がガスに比べると加熱のムラがあるので、料理がしづらくなりました。」(女性・62歳)、

「チャーハンや炒め物の時、周りからの火力がないので、ガスの時とは味が違うような気がする。」(女性・76歳)と、

加熱時のムラに関しての不便さの声が上がりました。一部では「料理をしなくなった」という声も聞かれました。

 

 

■調査結果3:2割以上のシニア世代が「ガスコンロに戻したい」と希望

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IHコンロへの切り替えによって、「火の元」の心配が大幅に軽減されたとの実態が明らかになり、6割以上がIHコンロに満足しているという結果になりました。

その一方で、2割のシニア層が不便に感じ、約5人に1人が「ガスコンロへ戻したい」と回答しました。

 

 

■高齢者が快適にIHコンロを使用する方法とは?

高齢者にとって不便でもあるIHコンロですが、高齢の親を持つ子ども世代としては、やはり安全には代えられないというのが本音だと思います。

では、どうすれば親子が安心・快適にIHコンロを使えるのでしょうか?

介護コンサルタント「株式会社ねこの手」の代表取締役 伊藤亜記氏による、高齢者の独立した快適なキッチン環境に関するアドバイスを簡単に紹介します。

HHImages / PIXTA(ピクスタ)

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● 「火の始末の不安」が認知症を進行させることも

「火の不始末のご不安」からご家族が「母に調理を一切やらせたくないので、ヘルパーさんに食事作りを依頼したい!」と依頼した結果、「調理をやれなくなった事が原因で、ご本人の認知症が進行してしまう」という事例も今まで沢山あったということです。

IHコンロで調理する環境を整える事で、「火の不始末」などのご家族の懸念も解消でき、また「ご本人様の出来る可能性を失うことなく、認知症の進行予防につなげる」為にもIHコンロへの切り替えを推奨しています。

 

 

● 高齢者が不便に感じないためにIHコンロ切り替え後、周囲が配慮しないといけないこと

ご高齢者の方は、ほんのわずかな環境の変化で不安になられます。

IHコンロに適した環境を整備する為には、周囲が「使い方をきちんと根気強く、分かりやすく教えて差し上げる事」が必要。

また、介護保険のリハビリテーションの目的にも「IADLの向上」が求められていますので、デイサービスの機能訓練で「IHコンロの使い方を覚えて、簡単なお料理ができるようになる」や訪問介護のヘルパーと一緒に「IHコンロの使い方を覚えて、以前やっていたお料理ができるようになる」事も介護保険をご活用されれば可能です。

※IADL⇒手段的日常生活動作Instrumental Activities of Daily Living:生活上の複雑な動作(買物・調理等)

 

■IH“最適化”でガスコンロと変わらない快適なクッキングを提供する 『深型フライパン』

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Flying Saucerの鍋シリーズ『深型フライパン』なら、シニア層が不便に感じているIHコンロの不満を解決できそう。

フライパンを振るとスイッチが切れてしまうIHの特徴を捉えて、逆転の発想から置いたままでも食材をかき混ぜられる様に深さや形状になっています。

そのため、食材を炒めてから煮込む料理や煮魚にも活躍!和・洋・中のジャンルにわたり、炒・茹・煮・焼・揚の調理をこなす、毎日使える手放せない一品となっています。

 

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また、底面だけ発熱する従来のIH“対応”型調理器具とは違い、側面までしっかりと発熱する構造になっており、全体的に発熱速度も速く、食材に均一に火が通る為、IHコンロでも“ぱらぱらのチャーハン”や“シャキッとした野菜炒め”も可能になりました。

IH“対応”ではなくIHに“適した”フライパン。高齢の方へのプレゼントにいかがでしょうか?

 

 

『深型フライパン』

価格:φ27cm 16,500円(税別) / φ39cm 18,000円(税別)
取り扱い店舗:
・ 伊勢丹 新宿店本館5階 リビング・キッチンダイニング [8月31日販売開始(実演販売 9月7日~9月13日)]
・ Flying Saucer 《実店舗/Online Shop/楽天市場》 [9月1日販売開始]
・ 松屋 銀座本店 7階 テーブルジョイ レジ横VPスペース [9月21日販売開始]

 

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