0円にすることも不可能じゃない!? 住宅購入時「仲介手数料」をできるだけ安くするコツ

0円にすることも不可能じゃない!? 住宅購入時「仲介手数料」をできるだけ安くするコツ

freeangle / PIXTA

住宅購入や土地購入の際には、普段のお買い物とは違い、物件自体の価格だけでなく、さまざまな費用がかかってきます。

税金は抑えられませんが、諸費用の中には「ローン費用」など、一部はその金額を減らすことができるものもあります。

憧れのマイホームをより賢く購入するために、抑えられる費用の一つ「仲介手数料」の仕組みをご紹介しましょう。

 

■意外とかかる! 資金計画に「諸費用」をしっかり盛り込もう

0円にすることも不可能じゃない!? 住宅購入時「仲介手数料」をできるだけ安くするコツ

kou / PIXTA

住宅や土地の購入時にかかる諸費用には、「登録免許税」や「不動産取得税」などの税金のほかに、仲介手数料やローンを組む場合はその費用、そして「登記手数料」などがあります。

諸費用のトータル金額はおおよそで、新築物件で物件価格の3~7%中古物件では物件価格の6~10%が目安とされています。

この新築物件と中古物件との諸費用の差を生んでいる1番の要因が、「仲介手数料」です。

例えば、税抜6,000万円の物件を、不動産会社を介して購入する際には、最大約200万円も「仲介手数料」がかかります。

ただし、新築物件でも購入元によっては仲介手数料がかかる場合があり、近頃では中古物件でも仲介手数料を0にする不動産会社が現れてきました。

そこにはどんな仕掛けがあるのでしょうか?

まずは「仲介手数料」の仕組みについて見ていきましょう。

 

■そもそも「仲介手数料」の仕組みとは?

0円にすることも不可能じゃない!? 住宅購入時「仲介手数料」をできるだけ安くするコツ

freeangle / PIXTA

「仲介手数料」とは、宅地建物取引業の免許を持つ不動産会社が仲介した物件の売買契約が成立した際に発生する報酬で、不動産会社の主な収入源になっています。

「仲介手数料」を払う立場になるのが、売主と買主の双方。

売買の際に間に立つ不動産会社が1社の場合は「仲介手数料」を双方から貰うことができ、売主と買主それぞれに仲介業者がいる場合は、1社だった場合の半分の額になります。

不動産売買にかかる「仲介手数料」は、「宅地建物取引業法第46条」によって、売買価格の3%+消費税が上限に定められています。

これはあくまでも上限で、下回る額でも設定することが可能のため、「仲介手数料」を0や半額などに設定している業者もあるのです。

 

■「仲介手数料」0円でも成り立つ理由がある

0円にすることも不可能じゃない!? 住宅購入時「仲介手数料」をできるだけ安くするコツ

kou / PIXTA

不動産会社の主な収入源になっている「仲介手数料」を0円にするなんて、なんか怪しいと思う方も多いはずです。

ですが、その仕組みを見ていくと、これまでの不動産業会の“悪しき風習”を変えていこうとする、経営努力を垣間見ることができます。

先ほど述べたように、仲介する不動産会社が1社の場合、売主と買主の双方から仲介手数料が入るため、どちらか一方の仲介手数料を無料にしても、収入は確保できます。

海外では、これが一般的な不動産取引の形なのだとか。

また中には、自社で保有している物件や、売主から広告料が付いている物件もあり、これらは買主からの「仲介手数料」を0にしても問題ないのです。

最近はしっかりした事務所を構えることなく、インターネットをメインにマンションの一室で運営することで、ランニングコストを抑えた業者も出ているため、「仲介手数料」を割引いても経営が成り立っているのです。

売主として仲介手数料0円の不動産会社に依頼すると、お客さんを囲い込むために情報公開を狭めたりされるなど、デメリットがありますが、買主としては、きちんと仕事をしてくれる業者であれば、仲介手数料0円を謳っている会社でも問題はなさそうです。

 

■トータルの価格を下げるには、「希望物件の売主の不動産会社」を見つけるのが1番

ただ、そもそも「仲介手数料」は、売買価格の3%+消費税で決まるので、「仲介手数料」を払ってでも売買価格を値引きしてもらった方がトータルではお得になることもあります。

「仲介手数料」は、さまざまな物件の中から希望に合ったものを探してくれることへの報酬なので、それを払ってより多くの情報やサービスを提供してもらうのか、はたまた自分でなるべく自社物件を探して「仲介手数料」を減らすのか。

希望の物件が見つかったら、売主が個人か会社かを確認しましょう。

売主が会社(=自社物件)の場合は、その会社と直接交渉すると仲介手数料が不要で価格の交渉もしやすいので、その売主の不動産会社を見つけることが1番の節約術になります。

 

いかがでしたか?

決して安くないお買い物ですから、不動産業界の仕組みを理解して、少しでもおトクにマイホームを手に入れましょうね。