1年暮らしてリアルにわかった!「間取り&設備」リフォーム成功&後悔ポイント

1年暮らしてリアルにわかった!「間取り&設備」リフォーム成功&後悔ポイント

EKAKI / PIXTA

30代になると、賃貸を卒業し、マイホームの購入を検討し始める方も多いはず。

近年は新築にこだわらず、手頃な価格で中古マンションを購入し、好みの間取りやテイストにリフォームして暮らす人も増えています。

ですが、これから家族構成やライフスタイルが変化していくにあたり、どのような間取りにすればよいのか悩む方も多のではありませんか?

そこで今回は、都内にある築30年以上のマンションを購入してリフォームし、新たな暮らしをスタートさせたSさん夫妻にインタビュー。

約1年間暮らしてみて、リアルに感じている「これはやってよかった」「正直、後悔している」ことについて聞いてみました。

 

■「ふすま&和室」と「個室」を組み合わせたフレキシブルな間取りは大正解

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Sさん夫妻は「人を招く」をコンセプトに、3Kだった間取りを2LDKに変更しました。

書斎用の完全な個室がひとつと、土間のあるダイニング・キッチン、土間から一段上がったフローリングのリビング、そして襖でLDKとつながる和室というつくり。

普段は和室を寝室として使用していますが、ホームパーティーなどで大人数の来客がある場合は、襖を開けて、ひと続きにして使用しているそうです。

最近は和室をつくる家が少なくなりましたが、椅子などの家具がなくても多くの人がくつろぎやすい畳の空間は、人を招くことが多い家にあるとなにかと便利。

また、LDKだけで来客が収まりそうな場合は、見せたくないものを和室に追いやり、襖で隠してしまえるというメリットも!

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そして、間取りのもうひとつのポイントが、完全な個室。

どちらかが寝込んでいる時に来客があったり、家で仕事をしたい場合、襖では音や気配が伝わるため、お互いに遠慮せず暮らす上で完全な個室は欠かせないそう。

襖と完全な個室。

このふたつを組み合わせることで、限られた延べ床面積でも、様々なシーンでフレキシブルに使うことができるのです。

 

■後悔しているのは「水回り」。デザインよりも「メンテ重視」で最新製品に変えるのが吉

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ふじよ / PIXTA

間取りについては大いに満足しているという夫妻。

ですが、設備面では後悔している点がいくつかあるといいます。

中でも一番失敗したと感じている点が水まわり。

築30年以上のマンションですが、水まわり設備は数年前に取り替えてあったため、コストを抑えるために、交換したのはバスタブとキッチンのみ。

ですが、以前住んでいた賃貸で最新の水まわり設備を使用していた夫妻にとって、古い設備は掃除が大変で、やはり最新の衛生機器はすごいと実感しているのだそう。

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キッチンは、ステンレス製の業務用のものをオーダーで製作しましたが、実際に使ってみると隅角部分の掃除が大変で、こちらも苦労していると話してくれました。

水まわりは頻繁に掃除が必要になるため、日頃のメンテナンスに重点を置き、予算を水まわり設備に割くのが良いようです。

 

■あと付けが難しい部分に予算を割いて、あとは暮らしながら手を加えよう

水まわり設備の他に、1年を過ごしてみて不便を感じているのは、キッチンの土間周りだそう。

土間の周りは段差が多いため来客がつまずくのと、土間自体が硬くて寒いため。

さらに窓周りでも、シングルガラスのアルミサッシの内側にインナーサッシをつけるはずだったが、予算の都合上そのままにしているため、冬場はかなり冷えるといいます。

とはいえ、予算には限りがあるので、その配分がポイントとなります。

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チンク / PIXTA

リフォーム経験者ならではのリアルな体験談、いかがでしたか。

暮らし始めてからでは工事が大変な水まわりや断熱を優先させ、暮らしながら手を加えていける壁や棚などの部分は、貯金ができたら追って工事を行うのが良さそうです。

設備はしっかり、間取りはゆるく。

こうすることで、家族構成やライフスタイルが変化していく30代でも、長く住み続けられる家になるはずです。