こんな営業マンは要注意!住宅購入時に「契約しなかった会社」には理由がある

こんな営業マンは要注意!住宅購入時に「契約しなかった会社」には理由がある

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人生でも最大級のお買いもの、「住宅」。

その購入先をどういう理由で決めたのかについて、国土交通省が発表した「平成27年度 住宅市場動向調査」(※)を見てみました。

注文住宅では、「信頼できる住宅メーカーだったから」が 47.6%と最も多くなっています。

では、信頼できるメーカーが複数あった場合は、何を理由に決めているのでしょう。

 

■家の引き渡しが済んでも、メーカーや工務店との付き合いは続く

筆者は取材中に、「最後まで迷ったけれど、契約しなかった」という会社名をこっそり教えてもらったことがあります。

高い確率で、同じ社名が挙がったのには驚きました。

しかも、デザインや施工に対する評価が高いことで知られ、実績も多い会社。

どうも、営業マンから契約を急かされたり、訪問や電話が頻繁だったりしたのが気に入らなかったようです。

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でも、税金対策など、契約には最適なタイミングがあります。

訪問や電話による働きかけは、熱心な証拠でもありますよね。

それが嫌だと感じたのは、営業マンからにじみ出る「何か」がしっくりこなかったのでしょう。

会社選びで迷わなかった場合でも、「営業マンもよかったし」と答える施主は多いですね。

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とくに注文住宅の場合は、0からのスタート。

 

間取りやデザイン面だけでなく、基礎、工法、構造、材料、断熱方法など、説明を受ける内容は多岐にわたります。

しかも、家は完成しても、5年もすれば何かしら不都合が出てくるもの。

ちょっとしたメンテナンスから将来のリフォームまで考えると、とても長い付き合いになる可能性があります。

「この人になら、任せられる」「長く付き合いたい」と感じる営業マンかどうかが、最終的には重要になるのかもしれませんね。

 

■「信頼できない!」と感じる営業マンは、こんなところでわかる

信頼できると言われた営業マンの様子を知ると、信頼できないと思われる営業マン像が見えてきます。

 

・要望や質問についてメモをとらない

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信頼できる営業マンは、どんな些細なことでもマメにメモをとります。

「言った」「言わない」が招くトラブルのない、誠実な家づくりをしたいと考えているのです。

こちらが話し始めようとするだけで、サッとメモ帳やパソコンを準備し、内容は複写やメールなどで共有してくれます。

 

・構造や材料の説明がアバウト

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耐震性や耐久性に関わる、最も重要な部分です。

 

その肝心な部分についての説明がおろそかなのは、人の命や人生に関わる仕事であるという自覚が足りないのかもしれません。

信頼できる営業マンは、「自分の大切な人の家を建てる」という気持ちをもっています。

構造や材料などへの知識は、自ずと多くなるのです。

 

・現場との人間関係がよくない

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営業マンが建築士という会社もありますが、営業マンは営業のみを担当するケースが多いと思います。

実際に設計をしたり、家を建てたりする現場とのやり取りがスムーズでないと、こちらの思いや考えが家づくりに生かされにくくなります。

人間関係の見極めは少し難しいですが、会社訪問をしてみるとわかることがあります。

自分たちの前では愛想がいいのに、社内の人に対しては表情や声のトーンが暗く感じる場合は、注意が必要かもしれません。

また、可能ならば「今、施工中の家を見てみたい」と言ってみましょう。

見学に行った先での現場の人たちとのやりとりでも、人間関係は見えてくると思います。

もちろん、自分の家の施工担当になる人たちではないかもしれません。

でも、信頼できる営業マンは、どんな仕事仲間とも円満な人間関係を築けるはずです。

 

・“今”の話に集中している

目先の売上だけを考えている可能性があります。

信頼できる営業マンならば、お客さんの将来に思いを馳せることができます。

ライフステージに合わせた空間の使い方や、メンテナンスにかかる費用のことなど、将来を見据えた話もできるはずです。

 

■「満足のできる住宅との出会い」=「人との出会い」でもある

取材を受け入れてくれる施主は、基本的には、家づくりに満足できた人だと思います。

やはり共通して感じるのは、取材に同行する住宅メーカーの営業マンとの関係がとてもよいことです。

営業マンに対して「あの後、奥さんの具合はどう?」などと、親密でなければ出ないような話題が上ることも少なくありません。

人とのよい出会いは、住宅購入に限らず、大きな財産になりますね。

 

【参考】

平成27年度住宅市場動向調査 – 国土交通省(PDF)