アラフォーカメラマンがゆく!自宅リノベ奮闘記no.18「いざ壁塗り体験へGO!のはずが…」

 

(前回までのあらすじ)

8年前に購入した、都内築39年(昭和51年築)の中古戸建てをリノベしようと、奮闘する僕たち一家。

耐震工事で区からの助成金を生かしつつ、自分たちらしい我が家を目指しています。

今回は、夫婦でDIYを行うため、一番大変といわれる壁塗りに挑戦しました。

 

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■こんなに難しいの!? 夫婦でDIYをすべく、まず壁塗り体験を行う!

まずは珪藻土と水をこねる作業。バケツに差してあるのがミキサーです

まずは珪藻土と水をこねる作業。バケツに差してあるのがミキサーです

僕たち夫婦はDIYでの壁塗りを前提に、珪藻土の製造販売をしている会社ワンウィルに壁塗り体験を申し込み、3月17日に訪ねることにしました。

電話で事前に塗る面積を尋ねられていたので、図面を見ながら計算すると、約150平米。

これが広いのか狭いのかすら、よくわかりません。

当日対応してくださった年配の男性スタッフに図面を見せて、自分たちでDIYをしたいことをあらためて説明。

初めはニコニコと笑顔で耳を傾けてくれていましたが、塗る面積の広さを聞いて、困った顔をしました。

「お客様の自分たちで塗りたいというお気持ちはよく分かりました。しかし正直なところ、かなり厳しいです。多くのお客様が壁塗り体験にいらっしゃいますが、塗る面積は広くてもせいぜい、ひと部屋です。もちろん全部塗りたいという方も稀にいらっしゃるのですが、途中で挫折して職人さんの手配をお願いしてくる場合もあります」。

のっけから素人には無理ですよ、と言わんばかりの厳しい言葉……。

実はスタイル工房の鈴木さんからも、まったく同じことをずっと言われていたのでした。

やる気満々の妻がムッとしているのが、気配で伝わってきます(笑)。

壁塗りDIYはそんなに難しいのでしょうか?

とりあえず百聞は一見にしかずで体験をさせてもらうことにして工場の一角にある体験コーナーに移動。

 

ササッと塗るのを見ていると、いかにも簡単そう・・・

ササッと塗るのを見ていると、いかにも簡単そう・・・

いよいよトライ!

案内役の方が粉末状の材料と水をミキサーで混ぜ、泥状の柔らかい珪藻土を作り、手慣れた様子でササッとコテで壁にムラなく塗ってお手本を見せてくれました。

 

■いきなり夫婦で四苦八苦!壁塗りDIYの道は遠い…

あれ、、、。壁にコテが張り付いてサッと塗れない・・・

あれ、、、。壁にコテが張り付いてサッと塗れない・・・

 

早速、珪藻土を盛ったコテ板とコテを手渡されます。

板に載った珪藻土を手前から奥へと手首をひねりながらコテですくい、それを壁に付けて力を込めずに均一にスッと伸ばす。

と言葉で書くと簡単なのですが、珪藻土をすくおうとコテ板を自分の方に傾けた時点で珪藻土が床へとずり落ちそうになり、慌てて板を水平に持ち直し、この時点で四苦八苦……。

なんとかコテについた珪藻土を壁に付着させましたが、それをお手本のようにスッと滑らかに伸ばすことができません。

どうしても力が入ってムラだらけ。

む、難しい………。

妻もトライしてみますが、やはり要領をすぐには得られないようです。

90センチ四方の壁を二人で塗り終えてみましたが、薄かったり厚かったり、ムラだらけ。

 

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見守っていたスタッフは「男性はどうしても均一にきれいに塗ろうとします。女性はムラがあってもいいやと、思い切りよく塗っていく傾向があります」とのこと。

妻は「大丈夫、塗っていくうちになんとかなるんじゃないの」と意に介しませんが、コテ使いのコツすらつかめない僕としてはもう少し練習したいところ。

しかしそんな都合のよい所などありません。いや、ひとつだけあるのは、そう、我が家のまっさらな150平米の壁……。

ここまできたら、「難しいですよ」と言われたことへの対抗心もあり、DIYすることを決心しました。

 

詳細は実際に壁を塗ったときのレポートで書こうと思いますが、簡単に作業工程を予習しておくと以下の通りです。

  1. 塗料が飛び散っても汚れないように、塗る壁の周辺や床をビニールシートで被い、養生
  2. 新しく貼られた石膏ボードのつなぎ目やねじ穴などのデコボコをフラットにするパテ埋め
  3. 石膏ボードに珪藻土がしっかりと塗れるように、全面に下地材を塗る

これら3段階をへて、ようやく珪藻土を塗れるのです。

スタイル工房の我らが頼る現場監督・歌田さんにお願いすれば、腕の良い職人さんを手配してくれて、きれいに手早く仕上げてくれることは分かっています。

しかし見積りを出してもらうと、1~3の作業だけでも16万円強。

ここからさらに珪藻土を塗る費用が加算されるので、トータルで40万円ぐらいは見なければなりません。

ちなみに一般的なクロス張りで見積りを出してもらうと26万円。

一方でDIYですべてをやるとなると、養生シートや穴埋めのパテ、下地材などの購入を含めて20万円ほどで済みそうです。

職人さんに最初からお願いし、DIYではほんの一部の壁をイベント的に塗った方が見た目の仕上がりも効率も良い。

このスタイル工房の鈴木さんとケイソウくんのスタッフの親切心からの提案は「至極ごもっとも」なのですが、なんとか安く仕上げたい僕たちにとっては、同意しかねるのでした。

結局、サンプルやカタログを他社からも取り寄せて検討しました。

しかし、こうして体験させてもらったことで、困ったときにいつでも相談できる相手ができたし、壁を塗るためのコテ、コテ板、珪藻土を水と混ぜる専用ミキサーとバケツ、計量カップも1セットで貸し出してくれることになりました。

これらが大きなポイントになり、ケイソウくんの珪藻土を購入することにしました。

 

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no.1「そうだ、リノベしよう」