乾燥肌がひどくなる!? 元皮膚科看護師が教える「冬にやりがち」なバスタイムNG行為3つ

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hamahiro / PIXTA

これから寒くなるにつれて、お風呂がとても気持ちよくなりますね。

冬になるとバスタイムが長くなる、なんていう人もいるのではないでしょうか。

実はこのバスタイムが、冬の敵である“肌の乾燥”を助長させる原因にもなりかねません。

しかし、心配は無用です。

冬のバスタイムをほんの少し見直すことで、肌の乾燥はを防げます。

乾燥対策のための冬のバスタイムの過ごし方を、元皮膚科看護師の観点でご紹介していきます。

 

■お風呂の温度は38~40度で! 高温は乾燥を助長するのでNG!

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寒くなると、温まるためにお風呂の温度を高めに設定してはいませんか?

実はこれ、肌にとってはNG!

高めのお湯は肌への刺激となり、乾燥がひどくなる原因にもなります。

お風呂のお湯の温度は、38~40度がベスト

最初はぬるいと感じてしまうかもしれませんが、15分ほどゆっくりと使っていればしっかりと温まります。

ぬるま湯にゆっくりとつかるのは、身体を温めるだけでなく、肌のためにも効果的。

また、温まりたいからといって長湯もNGです。

長湯をすると、皮膚を守っている皮膚や人間が本来持っている保湿因子が溶け出してしまうのです。

ですから、15分を目安にして入浴しましょう。

 

■ゴシゴシ洗いは、お肌にとって負担大なので絶対NG!

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シロウ / PIXTA

洗う時に、垢をとるためにとゴシゴシとこすり洗いしていませんか?

これも乾燥肌を助長する原因にもなります。

そもそも肌にとって「こする」や「掻く」というような物理的な刺激は負担になってしまうのですが、お風呂で柔らかくなっている肌には、乾いている肌以上に負担となります。

そのため、お風呂で体を洗う時は、ボディタオルは石鹼を泡立てる道具と思ってください。

たっぷりと泡立てた泡を使用し、泡をつぶさないように、肌の上で転がすという感覚で洗ってみてください。

石鹸には界面活性剤が含まれており、泡立てた泡は、この界面活性剤の働きによって皮膚の汚れを吸着してくれます。

そのため、ゴシゴシとこすらなくても、日ごろの汚れは泡のみで十分に取ることができるのです。

泡は肌に残ると、刺激になってしまうため、最後はしっかりと泡を流してくださいね。

 

■タオルで拭くときはゴシゴシはNG!肌に優しくトントンと「押さえ拭き」を!

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タオルで拭くときも、ついゴシゴシと拭いてはいませんか?

タオルで拭くときも、洗う時と同様、こすってしまっては肌に負担をかけてしまいます。

肌を押さえるようにトントンと「押さえ拭き」をすると、肌を傷めることなく水気をとることができます。

また、頭皮に関しても同様で、湯上り後に頭皮をゴシゴシとこすって拭くのはNG。

頭皮も体の皮膚と同様に乾燥します。

そして頭皮の乾燥は、かゆみやふけの原因となります。

そのため、頭皮を拭くときも、ゴシゴシ拭かずに水分をとるように優しく拭いてあげると、頭皮も乾燥を防ぐことができます。

水気をしっかりと取り終わったら早めに保湿をしてあげるようにしましょう。

湯上り後の保湿は3分以内にすることが望ましいとされています。

この時も、保湿剤をこすって塗りこむのではななく、手のひらでスタンプを押すように、とんとんとなじませるようにしていくと、乾燥がかなり抑えられますよ。

 

いかがでしょうか。

バスタイムの過ごし方を少し見直すだけで、乾燥をぐっと抑えることができます。

特に、保湿剤を塗ることに抵抗のあるお子さんや男性の方にとって、バスタイムを見直すだけで乾燥が防げるのは嬉しいことではないでしょうか。

今年の冬は例年以上に寒くなることが予測されており、普段シャワーで済ます人でも、お風呂に入る機会が増えてくるのではないでしょうか。

ぜひ、バスタイムを見直して、乾燥知らずの肌をつくりましょうね。