見るより解る!モデルハウス見学は「真冬の朝・真夏の昼・雨の日」がオススメなワケ

見るより解る!モデルハウス見学は「真冬の朝・真夏の昼・雨の日」がオススメなワケ

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最近の住宅は気密性や断熱性に優れていて、ある程度の快適さは担保されているように思います。

でも、とりわけ「高気密・高断熱」をうたうメーカーや工務店が建てる住宅は、省エネルギーなのに空間の隅々まで快適なのが特徴です。

筆者が過去に訪れた取材先でも、そういった会社で家を建てた人からは「寒い日でも、玄関に入った瞬間から暖かいですよ」という感想を聞きます。

冬は温度差が体へのダメージとなる、いわゆる「ヒートショック」の問題もありますから、家中が快適であるに越したことはありません。

では、どうすればその会社の実力を知ることができるのでしょうか。

 

■答えは体に聞け!? モデルハウスで温度・湿度感を確認しよう

気密性・断熱性がどれだけ優れているのか、一番手っ取り早く体感できるのがモデルハウスです。

タイミングとして適しているのは、冬と夏。

冬・・・とびきり寒い日の朝がよいでしょう。

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上着は分厚くてもよいのですが、下に着るシャツやセーターなどは、やや薄手のものに。

モデルハウスに着いたら玄関先で上着を脱いで、温度を感じてみます。

 

夏・・・とびきり暑い日の昼間がよいでしょう。

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半袖を着ていく場合は、薄手の長袖のカーディガンなどを1枚持っていきましょう。

モデルハウスに着いたら汗をぬぐい、持参した長袖を羽織ります。

汗が付いた肌に直接エアコンの風が当たれば、それだけで涼しく感じてしまうからです。

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春や秋でも、雨が降り続くような、湿度が高い日がおすすめです。

あえて厳しい気象条件の日を選び、自分の体で快適さを確かめるわけですが、客観的な指標としてエアコンの作動具合もチェックしてみましょう。

高気密・高断熱なら冷暖房の効きがよいので、「全力で運転しています!」という様子ではないはず。

冬は朝がおすすめなのは、暖房を入れてから長時間経っていないはずなので、実力がわかりやすいからです。

ただし、高気密・高断熱のモデルハウスは、24時間暖かい蓄熱式暖房機を採用しているケースも少なくありません。

その場合は、ちょっとわかりにくいですね。

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また、「階段をホールではなくリビング内に設けたい」あるいは、「リビングに吹き抜けを設けたい」と考えている人は、似たつくりのモデルハウスを選んで訪問しましょう。

上下階の温度差が生まれやすいつくりなので、温度計も参考にしつつ、じっくりと体感してください。

特に冬は、1階の熱が上昇するときの空気の動き自体を、寒く感じてしまう人もいます。

気密性・断熱性が高くてもある程度は起こることなので、気になる場合は、間取りの再検討も視野に入れましょう。

 

■もっとおすすめなのは「宿泊体験」! モデルハウスに泊まってみよう

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宿泊できるモデルハウスをもっているのは、高気密・高断熱を強くアピールしている会社が多いように思います。

写真や言葉では伝えにくい「快適性」を実感してもらいたいとの思いからでしょう。

宿泊した場合は、冷暖房を切ってからの温度感、作動させてからの暖まりやすさ・冷えやすさもわかるのが魅力です。

さらに、もう一つチェックしやすいのが「遮音性」です。

他のお客さんもおらず、外の音がどれくらい聞こえるのかがわかります。

気密性・断熱性が高い家は、遮音性にも優れているはずですから、忘れずに確認しましょう。

 

いかがでしたか。

木枯らしが吹く寒い日、汗が噴き出す暑い日。

外からわが家に駆け込んだら、快適な温度に心も体もゆるむ……。

そんな理想の住まいを、モデルハウスも上手に利用して手に入れたいものです。