フィンランドのデザインオフィスから学ぶ!「コンパクト空間」の上手な壁活用法

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筆者の住むフィンランドは家具、ガラスや陶器の食器デザインが盛ん。

首都ヘルシンキには、たくさんの個性的で魅力的なデザイナーのオフィスや工房があります。

デザイナーのセンスが光るオフィスは、日常生活に取り入れたいアイディアがいっぱいです。

ヘルシンキ市内のデザイン大学を卒業後、デザインオフィス「studiosmoo」を立ち上げたマリアンネさん。

彼女のオフィスはヘルシンキの中心街にあります。

ショッピング街とユニークな小売店がひしめくエリアのちょうど真ん中辺り。

路面電車も走る、大変便利な場所に立つアパートの3階にある12平米のワンルームです。

マリアンネさんの工房兼オフィスにも、マネしたくなるインテリアのヒントがたくさん!

その真似したくなるアイディアをご紹介しましょう。

 

■ランプをメインに考えて壁の色をチョイス

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このオフィスで印象的なのは、なんと言っても黒に近い深緑、もしくは深緑に近い黒の壁。

白い壁と、深い緑がかった黒の壁は、パキッとしたコントラストがとても素敵です。

窓から入る光によって黒が強まって見えたり、緑が強く見えたりするので、その時々に少しだけ部屋の雰囲気が変化します。

このペンキの色は、元々持っていたゴールドのランプがきっと1番綺麗に映えるだろう、と選んだそう。

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ゴールドのランプに合わせたのは壁の色だけではありません。

近くに置かれたゴールドの小さなテーブルも、ランプに合わせてチョイスしたそう。

DIYが盛んなフィンランドなので、もちろん彼女が自分でペンキ塗りをしました。

この白い壁と深緑の黒い壁は、彼女の仕事にも大活躍しているそうで、作品のカタログなどに使用する写真撮影もこのスタジオで行い、作品に合わせて、白か黒の壁を作品のバックに選んで撮影しているのだと言います。

■見せたり隠したりが自在な棚は、日本のコンパクトな家がヒントに

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壁に取り付けられた棚は、彼女がプロダクトデザインの授業で作った作品で、現在はフィンランドのインテリアショップでも取り扱っている棚です。

なんとこの棚、限られたスペースをフルに活用する日本のコンパクトな家からアイディアを得てデザインしたそう!

扉を閉めれば、しまった物が隠れてスッキリとしたブロックのような壁のデコレーションになる棚。

棚を開ければ、棚の中だけではなく、棚の扉に小物を並べたりもでき、見せる収納となります。

気分に合わせて自由に部屋の雰囲気を変えられます。

 

いかがでしたか?

遠く離れたフィンランドで、日本の家にインスパイアされた棚が活躍しているなんて、ちょっと驚きですよね。

コンパクトな空間を楽しむヒントになれば幸いです。

 

 

【取材協力】

※ hakola

※ Studio Smoo