まずは手洗いで感染予防!医療現場でも行われている、看護師が教える正しい手洗い方法とは?

 

KY / PIXTA(ピクスタ)

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寒くなると空気も乾燥し、感染症が蔓延しやすくなります。

感染予防の方法として最も手軽にできるのが手洗いです。

感染症は手を介して体内に入ります。そのため、感染予防には手洗いが特に大切なのです。

今回は看護師が医療現場でも実際に行っている手洗い方法をご紹介します。

 

■感染症の侵入経路は”手”

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冒頭でもお伝えしたように、感染症は手から体内に侵入します。

ウィルスやばい菌が付着しているものに触れた手で、眼や口、鼻を触ることで体内にウィルスやばい菌が侵入し、体内で増殖します。

そして抵抗力が弱まった時に、ウィルスやばい菌が活発に活動する結果、感染症となるわけです。

特に、たくさんの人が共用で使う部分であるドアの取っ手や電車の手すりにはウィルスやばい菌がたくさんいるとされています。

そのため、帰宅後に手を洗うのは最も大切な感染予防となるのです。

 

■知っているようで知らなかった!正しい手洗い方法をマスターしよう

それでは、正しい手洗いの方法をご紹介します。

項目ごとになぜ、そうしなければならないのかという理由もセットでお伝えしますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

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(1)手をしっかりと水で濡らす

しっかりと手を濡らすことで石鹸の泡立ちを良くします。

水を使うと手に元々ついてる皮脂を落としてしまい乾燥を助長させるため、寒くても水で洗うのが効果的です。

(2)石鹸をしっかりと泡立てる

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石鹸の泡には界面活性剤の効果があるため、泡が汚れやウィルスに吸着して落としてくれます。

市販されているポンプを押すと泡が出るタイプの石鹸でももちろんOKです。

(3)手のひらをよくこする

泡をつぶさないように、やさしくこすります。

(4)手の甲をこする

同じく泡はつぶさないよう優しく行いましょう。

(5)指先、爪の間もこする

指先と爪の間は最も洗い残しが多い部位となります。

手のひらを掻くようにして洗います。

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(6)指の間を洗う

指の間も同じく汚れが残りやすい部分となります。

手の指をクロスさせて、洗うようにしましょう。

(7)親指をひねるように洗う

親指は左右交互に握ってひねるように洗います。

何かと使う頻度の多い指ですので、丁寧に洗いましょう。

(8)手首を洗う

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手首にもウィルスやばい菌が付着している可能性はあります。

手首をつかんでハンドルを回すようにして洗います。

石鹸をつけてからここまで、約30秒ほどかけられると良いでしょう。

(9)流水で十分にすすぐ

シャワーの水ですすぐと全体にしっかりと水が行き渡るため効果的です。

すすぎ時間はだいたい20秒ほどがベストです。

すすぎ残のないよう気をつけましょう。

(10)キレイなタオルで拭く

仕上げに、清潔なタオルでしっかりと水気をなくすように拭きましょう。

速乾式アルコール消毒剤を使用する場合は必ず手をしっかりと拭いて、乾燥させてから使用すれば十分な効果が得られます。

 

■湿ったタオルは雑菌の温床? キッチンペーパーならより理想的

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手を洗った後に拭く手拭きタオル。

ご家庭ではどのくらいの頻度で交換しているでしょうか。

ばい菌は湿ったところで繁殖します。

つまり、湿った状態のタオルでは、ばい菌は繁殖しており、せっかくきれいに洗った手がまた汚くなってしまうのです。

そのため、この時期は特にこまめにタオルを交換することをお勧めします。

できることなら毎日。毎日が難しいという場合は最低でも3日に1回の交換をするようにしましょう。

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また、可能ならタオルよりもキッチンペーパーで手を拭くのがオススメです。

キッチンペーパーは吸水力に優れているため、についた水分をしっかりと落としてくれます。

また、使い捨てなので細菌が溜ることなく捨てられるため、最も手洗いの効果を維持することができます。

外出時も、エアータオルを使用するよりもペーパータオルで拭く方が手洗いの効果を維持することができます。

 

いかがでしたか。

今年の冬は効果的な手洗いを実施して、家族みんなで感染症を防いでいきましょう。