その「うがい」は間違っているかも!? 看護士が教える感染症予防の正しい「うがい」方法

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感染症を予防する方法で、手洗いと共に励行されているのがうがい。

うがいにも、正しい方法があるってご存知でしたか?

また「緑茶や紅茶でうがいをすると良い」とか「イソジンでうがいをすれば良い」とよく聞くけど、それって本当だと思いますか?

今回は感染症を予防する「正しいうがい方法」についてご紹介します。

 

■うがいにはどれくらい「感染症予防の効果」があるの?

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うがいは本当に感染症予防に効果があるのでしょうか?

人の喉には、細かい線毛と呼ばれる毛と、粘膜があります。

口から入ってきたチリやホコリ、病原性の微生物をまず粘膜がキャッチしてくれます。

そのあと、この線毛の運動で身体の外に微生物を追い出します。

喉がイガイガして咳をするときも、この線毛が働いています。

うがいをすることで、線毛や粘液についたチリやホコリ、微生物を体外に出す効果があります。

また、うがいによる刺激で血行を促進したり、喉に潤いをもたらす効果が期待できます。

 

■うがいの前にまず口だけをゆすぐのがコツ。正しいうがいのポイント3つ

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それでは、正しいうがいのポイントについてお伝えします。

 

・うがいする前に口だけをブクブクとゆすぐ

外から帰った後は口の中にもチリやホコリ、感染性の菌がいる可能性があります。

まずは、口のみをブクブクとゆすぎましょう。

 

・最低でも3回はうがいをする

口をゆすいだら、ここでうがいをします。

うがいは1度では効果が薄いとされているため、最低でも3回は行いましょう。

うがいをする時間は特に決まっていませんので、自分が良いかなと思うタイミングで大丈夫です。

うがいをするときには「おー」と発音することをすすめているものや「ガラガラ」と発音しながらうがいをすることをすすめているものとありますが、どちらでも大丈夫です。

 

・コップは常に清潔に

当然のことですが、家族で共有する場合などはとくに気を付けたいですね。

 

■お茶、塩、うがい薬…。うがいにプラスするもの、これってOK?

うがいをするときはもちろん水のみでも十分効果を発揮します。

でも「緑茶や紅茶でうがいをすると良い」とか「うがい薬でうがいをすれば良い」などとよく聞きますよね。

予防のためのうがいにプラスすると良いもの、そうでないものについてご説明します。

・風邪予防のうがいに効果的なのは緑茶と紅茶

Tea pouring into Double-wall Glass Tea Cup, isolated in white

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風邪の予防には、緑茶や紅茶でうがいをすることは効果的です。

まずは、緑茶。

日本だけでなく世界でも緑茶と医療に関係する研究が行われており、それによると緑茶に含まれるカテキンはウイルス粒子を凝集させる作用があり、それによって感染力を失わせる効果があるようです。

もちろん、風邪を引いてしまうと効果がないのですが、予防としての使用はオススメとのことです。

次に紅茶。

日本紅茶協会によると、紅茶に含まれるテアフラビンも、緑茶のカテキンと同じ効果があるとのことで、うがいへの使用は効果的とされています。

 

・塩水でのうがいは予防だけでなく発症時にも効果的

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紅茶や緑茶と同じく感染予防のうがいに効果的なのが、塩水でのうがい。

また、塩水は症状を発症した後でも効果があります。

塩には抗菌作用、脱水作用があるため、紅茶や緑茶と同様にウィルスに対する抗菌作用があるのはもちろんのこと、炎症を起こしている喉に対してはこの脱水作用を利用してウィルスを炎症部から取り除く働きがあります。

そのため、炎症を起こして痛みがある喉にも効果があります。

塩水うがいをするときは、500mlのぬるま湯に対して小さじ1杯程度の塩が適量です。

 

・殺菌作用のあるうがい薬は予防としての使用はオススメできない

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イソジンなどのうがい薬は市販薬としては有名で、幼少のころから馴染み深い人が多いと思います。

病院でももらえるイソジンやアズレンといったうがい薬は、医薬品でもあるため強い殺菌作用を持っています。

口や喉にはもともと常在細菌といって体外からの菌から身体を守るための菌がいます。

イソジンやアズレンを使用してうがいをすることで、この常在細菌のバランスを壊してしまうため、予防としての使用はお勧めできないというわけです。

これは京都大学保健管理センターが行った実験でも証明されています。

ただし、風邪の症状を発症し、医師から処方が出ているのであれば風邪が治るまではしっかりと使用するようにしましょう。

 

いかがでしたか。

うがいと一口で言っても意外と奥が深いものです。

今日から感染予防を意識したうがいを始めてみてはいかがでしょうか。

 

【参考】

※ 緑茶うがい めちゃ効果 園児2万人調査 発熱減る  

※ サラヤ株式会社「うがいの効用」事例情報集

※ 紅茶協会HP

※ 京都大学保健管理センター 水うがいで風邪発症が4割減少 世界初の無作為化試験で実証

※ 「Antiviral effect of catechins in green tea on influenza virus」(2005年)