体験型の古民家「鎌倉 蕾の家」に見る未来とは!?

 

突然ですが、古民家、好きですか?

インテリアフリークの読者の皆様の中には、古民家カフェ巡りが趣味、なんて方もいらっしゃいそうですが、筆者も古い家が大好きです。

日本らしい温かみのある家屋ができるだけ後世に多く残れば、といつも考えています。

嬉しいことに、鎌倉には古民家の活用が見られ、カフェやショップといったお店はもちろん、体験の「場」として運営されていたりもします。

その中の一つ、秋に5周年という節目を迎えた「鎌倉 蕾の家」にお邪魔してきました。

そこは、未来を見据えた「場」として希望を感じるところでした。

 

■築70年の平屋×築150年の古材の組み合わせ

まずは古民家としての「鎌倉 蕾の家」の魅力に注目です。

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築70年のこじんまりとした平屋は、赤い屋根が可愛らしいアイコン。

訪れるだけで癒しに包まれるような佇まいです。

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四季折々の美しさがある広いお庭には、木のベンチやテーブルセットが置かれていました。

イベントなどで人々が賑わい、くつろぐ情景が目に浮かびます。

取材時は紅葉がキレイで見頃でした。

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室内は予想どおりの古き良き雰囲気で、落ち着くインテリア。

日本家屋ならではの外とつながる設計も秀逸です。右上に見えるのは、イサム・ノグチの照明。

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また、こちらの建具は、100年近い古民家が藤沢市内で解体されると聞きつけて譲り受けたものだそう。

廃棄される予定だったものが息を吹き返したことに、藤沢市内の古民家を所有されていた方も喜ばれたそうです。

「建物や道具はこうして、私たち人間の寿命よりも長く、世代を越えて色々な思い出とともに使われ続けることを望んでいるのではないでしょうか」と

「鎌倉 蕾の家」の運営者たちは考えています。

 

■未来を見据えたコンセプトと活動。金継ぎやお灸教室などの「和」なイベントも!

「鎌倉 蕾の家」では、お教室を中心にイベントなどをほぼ毎日開催しています。

コンセプトは「未来の自分への贈りもの」。

「才能を活かして働ける場、学べる場、好きなことに挑戦できる場、夢を語れる場、大切な人たちとゆっくり過ごせる場、心温まる出会いができる楽しい場、未来を創る子供たちが楽しく学びながら考えられる場」としての活用を目指しています。

kintugi1例えば、大切な器を蘇らせることができる本漆での「金継ぎ教室」(写真上)、

ヨガ教室やお灸教室、鎌倉野菜の収穫などの体験や育児相談ができるアフタースクール「もうひとつの家」などは定期的に開催。

不定期のお教室やイベントもたくさんあるので、自分好みの企画を調べてみてはいかがでしょう?

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また、企画の持ち込みやリクエストなども受け付けているので、相談してみるのも楽しそうです。

内容と費用次第ですが、鎌倉観光の思い出に仲間内の会をしてみたり(写真上)、古民家での新年会などを開催してみるのも良いかもしれませんね。

 

古き良きものを継承して大切にしつつ、新しいことに挑戦する「場」、いかがでしたか?

古民家活用と未来につながる企画が共存していてワクワクしますよね?

次回は、ここ「鎌倉 蕾の家」で開催されたワークショップ、「リース作り」をご紹介したいと思います。

クリスマスシーズンの今、参考になる内容ですのでお楽しみに!

 

【取材協力】

※ 鎌倉 蕾の家