多少の不便さは気にしない!? メキシコのリアルな住宅事情

マノリ / PIXTA(ピクスタ)

マノリ / PIXTA

日本でも時々、“欠陥住宅”のニュースが報道されますよね。

著者が住むメキシコは、木材が高いためコンクリートのブロックを積み上げてつくられる家がとても多く「プロに頼むと高いから」と自分で家を建てる人も多いため、問題だらけの家が結構あるんです。

また集合住宅は、プロが建てているにも関わらず、正確さに欠ける内装が施されているのも……。

友人の家の、ちょっと困った箇所をいくつかご紹介したいと思います。

 

■隙間が空きまくり!勝手口のドア

サイズを正確に測らずに、ドアを入れる部分を大きく開けすぎたようです。

多少の隙間ならまだしも数cmにもなる誤差って一体どのようにできるのか、不思議ですね。

他にも、斜めにハメられたドアを見ることも時々あります。

 

■まっすぐじゃない!? アウトレット(コンセント)

まっすぐアウトレット(コンセント)を取り付けることくらい、著者にもできそうですが……。

素敵な家でも細かい部分が正確じゃないと、ちょっとガッカリですよね。

短期間で安くつくられる集合住宅では、このような「まっすぐにつけられていない」箇所がよくあります。

 

■壁のシミの正体は?

メキシコでは、集合住宅だけでなく一軒家でも、お金をかけずに建てられる家は、壁や屋根に雨に強い外壁用の塗料を塗らないことがよくあります。

そのような家は、雨が降るたびに壁から雨がしみて入ってきます。

雨が浸透する部分の壁は、その後シミになってしまうのです。

 

■窓は隙間があるのが当たり前!?

なめろう / PIXTA(ピクスタ)

なめろう / PIXTA

また、冬が短く寒さの厳しくないメキシコでは、家は夏用につくられています。

だから窓には隙間があるのが結構、当たり前。

窓枠と壁の間をしっかりふさがないのです。

雨が降ると窓から雨が入ってくる、というのもよくある話です。

これらはすべて友人の家ですが、彼女は例えば雨漏りして床まで水がきてしまったら新聞を床に敷いたり、ドアのスペースには虫が入ってこないように夜だけ布を詰めている、と言っていました。

日本人から見ると不便そうに見えるけれど、そんなことにストレスをためないのがメキシコ人。

大らかな国民性ゆえ……、といえそうですね。