浴室のガンコな汚れはこう落とす!汚れを効果的に落とすコツ&キレイをキープするテク

 

vichie81 / PIXTA(ピクスタ)

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毎日の体の汚れを落とす浴室…。

本当はこまめにお掃除したいものです。

特に水まわりは、放っておくと頑固な汚れになりやすいですよね。

なかでも「浴室」は汚れが複雑に混じり合っている場所。

体はキレイになっても、浴室には皮脂や水アカ、石鹸カス、カビがやっかいな汚れとして残ります。

これらの汚れはお風呂用洗剤(中性洗剤)だけではなかなか落とせません。

ですので、汚れに応じて複数の洗剤が必要となります。

 

浴室の汚れー石鹸カス、皮脂

ちなみに、こちらは筆者のお客様宅の浴室のビフォー・アフターです。

汚れの原因や洗剤についての正しい知識を身につけて適切な掃除をすれば、こんなにキレイになります。

浴室

 

■皮脂、水アカ、石鹸カス、カビ……。浴室の汚れは1種類ではない!

chiro / PIXTA(ピクスタ)

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浴室の汚れは、1種類だけではありません。

皮脂、水アカ、石鹸カス、カビ、が浴室のおもな汚れの種類です。

皮脂とは、人体の皮脂腺から分泌される脂(油)。

そして水の中のミネラル分が固まったものが水アカ。

石鹸カスとは、石鹸の成分と水道水中のミネラルが結合してできる水に溶けないカス(金属石鹸)のことです。

カビは微生物。

浴室はカビにとって絶好の繁殖場所といえるでしょう。

 

■汚れに応じた洗剤を使用することが、キレイへの近道

cleaning products on white background

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それでは汚れに応じた洗剤の種類をご紹介していきます。

・皮脂

アルカリ性で落とすのが効果的。

市販のアルカリ電解水やセスキ炭酸ソーダー、研磨効果のあるクレンザー(弱アルカリ性)を使うと効果的に落とせます。

・水アカ、石鹸カス

鏡や蛇口(そのまわり)についた水アカや石鹸カスは、酸性洗剤で落とすのが適しています

おもな酸性洗剤には、トイレ用洗剤やクエン酸(弱酸性)があります。

酸の働きは汚れに浸透して結合を緩め、溶解して落とします。

強力なだけによく落ちるのですが、人体や環境、基材に与えるダメージも大きいので注意が必要です。

また酸性洗剤は、塩素系漂白剤(カビ取り剤)と一緒に使うと塩素ガスを発生させ大変危険。

絶対に一緒に使うことはやめましょう。

・カビ

カビは生きているので、殺菌することが一番効果的な落とし方です。

殺菌効果の高い塩素系漂白剤は強アルカリ性。

強アルカリ性はタンパク質を分解する働きがあります。

手につくとぬるぬるするのは皮膚のタンパク質を溶解しているから。

使用上の注意をよく守って使いましょう。

殺菌漂白剤は塩素系、非塩素系があるので、臭いや取扱い説明文から判断して、無理のないお掃除方法を選択してください。

 

■頑固な汚れは人間の力ではなく洗剤の力で落とす

Sergiy Tryapitsyn / PIXTA(ピクスタ)

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汚れに洗剤を塗布したあとしばらく時間を置く必要があります。

塗布後しっかり浸透させるために、洗剤を塗布したペーパーやコットンで汚れを湿布し、さらにラップをして乾かないようにするとより洗剤の効果が発揮できます。

塗布後すぐにこすると、傷をつけてしまう恐れがあります。

 

■掃除したてのキレイな状態をキープするために続けたい3つのポイントとは?

kaka / PIXTA(ピクスタ)

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頑固な汚れになる前に「こまめ」にお掃除するのが一番。

最後に、掃除したてのキレイな状態をキープするために続けたい3つのポイントをご紹介します。

  1. 入浴後は湯を回しかけて皮脂の汚れを取り除く
  2. カビが生えないように、殺菌漂白のあとは、防カビ剤を塗布する
  3. 水アカにさせないように水滴をふき取る

せっかくキレイになったのだから、ひと手間かけてキレイをキープするように心がけたいものですね。

 

【参考】

※ 石鹸百科「石鹸カス」とは

※ 日本家庭用洗浄剤工業会

※ 『図解入門よくわかる最新洗浄・洗剤の基本と仕組み』(大矢勝 著・秀和システム)