アラフォーカメラマンがゆく!自宅リノベ奮闘記no.24 【壁塗りDIYのメリット・デメリット】

 

9年前に購入した、都内築40年(昭和51年築)の中古戸建てをリノベしようと、奮闘する僕たち一家。

耐震工事で区からの助成金を生かしつつ、自分たちらしい我が家を目指しています。

前回で四苦八苦した珪藻土塗りがようやく完了しました。

今回は総まとめとして壁塗りDIYのメリットデメリットを考えてみたいと思います。

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■「やってよかった!」と感じるDIYのメリット3つ

4月上旬から一人でパテ埋めを始めて、ゴールデンウィーク中に友人に手伝ってもらい、ようやく完成した珪藻土の壁。

室内の空気が気持ちよいと妻からは好評ですし、家族も友人も喜んでくれる満足のいく仕上がりになりました。

パテ埋め真っ最中の頃

壁塗りDIYについて3回にわたって書いてきましたが、最後にそのメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

【メリット1:家への愛着が湧く】

メリットについていえば、なによりも家への愛着が一層湧いたということが上げられます。

素人が塗ったがゆえにどうしても拙い部分が色々とありますが、家族や手伝ってくれた友人家族との楽しかった作業の記憶もそこに含まれ、日々の生活の中で愛しく感じられるのです。

一緒に塗ってくれたS家、N家の人たちも「なんだか自分の家みたい」と、今でも喜んでくれています。

壁塗り完了! 上のパテ埋め中の写真と同じ室内です

【メリット2:コストダウン(もしかしたらトントン?)】

第二に職人さんが塗るよりも安上がりということがあげられますが、助っ人家族たちとの食事&飲み代を考えると、案外トントンかもしれません(笑)。

でも貴重な休日に積極的に面白がって壁を塗ってくれた友人たちの心意気を考えれば、断然安いものです。

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一日の作業が終わると、毎晩宴会してたような気も……(笑)

【メリット3:DIYが怖くなくなった】

僕がカメラマンという職業のせいか、「餅は餅屋」「プロの仕事に素人が手を出してはいけない」という思い込みがこれまでありました。

しかし、今回のDIYをやってみて、「仕上がりはそれなりだけど、やってもいいんだ」と気づかされました。

結果として壁の塗装以外にも下駄箱の棚や本棚、ブラインドの設置までDIYでやってしまいました。

引き渡し後に自分で取り付けたブラインドと棚。棚受け金具はネットで注文、塗装もDIYで。ブラインドもネットで購入したもの。それなりにうまくできたのはないかと思っているのですが……。

 

■デメリットもあるけど、ポイントさえおさえれば大丈夫

次に、実際にDIYをひととおり経験したからこそ分かった(実感した?)デメリットについて。

【デメリット1:仕上がりを誰も保証してくれない】

いきなりで恐縮ですがこれが最大のデメリット。

こればっかりは塗る人の根気強さと腕次第です。

スタイル工房の鈴木さんや歌田さんからは、

「すべての壁を自分たちで塗るのはやめた方がいいです。壁は毎日家にいる間は目にするものなので、仕上がりがとても大事です。どうしてもというのなら、せめてパテ埋めと下地処理まではプロに任せてください」と何度もアドバイス(忠告?)されました。

lvinst / PIXTA

塗る前は素直にその言葉を受け入れられなかったのですが、塗り終わってみると、納得できる部分も大いにあります。

鈴木さんは全てが完了した後に「まぁ、いいんじゃないですか」とボソッとつぶやいていましたが(上から目線ですがw)、

壁の仕上がりは、家の仕上がりの美しさに直結する大事な要素なので、設計者としてはこの上なく不安だったのだと思います。

もし壁を塗り始めて「あ、やばい。自分だけじゃできない!」と思ったら、向き不向きもありますので、素直にプロに助けを求めるのは「あり」です。

【デメリット2:日程調整が難しい】

次に、日程調整の難しさがあります。

今回はリノベ工事のひとつの工程として、スタイル工房の立てたスケジュールの中で進めました。

「明日から職人さんが現場に入ってくるので、今日中にすべて終わらせなきゃいけないのに、全然終わらない!」。

もし、このようになったら、仕上がりが粗くなり、どこかで手を抜く必要が出てきたかもしれません。

freeangle / PIXTA

我が家の壁塗りは予定より1か月ほど遅れて始まりました。

仮住まいの賃料もかさんでくるので、ちょっとイライラしていたのですが、ゴールデンウィークの1週間、集中的に家族や友人を投入できるように工務店側が上手く調整していたのではないかと、塗り終えた後に思い至りました。

それくらいに家の内壁を丸ごと塗るのは時間がかかって大変な作業。

リノベや新築の中でトライしたい方は工務店と十分にスケジュール調整をした方が良いでしょう。

今回、我が家の「壁塗りプロジェクト」が四苦八苦しながらも成功できたのは、

  • 必要な工具をレンタルで取りそろえた
  • 工事にきていた左官屋さんが入り隅・出隅の塗り方をアドバイスしてくれた
  • そしてS家、N家、途中参加のK家の総勢15名のお手伝いがあった

からだと思います。

なかでも建設現場で普段から管理を任されているSさんは、作業の段取り全般を仕切ってくれただけでなく、床や窓枠の養生、階段でも使える脚立まで持参してくれて、八面六臂の活躍でした。

「自分にもできるかな?」と不安な方は、友人や親戚、職場の同僚、ママ友など、ツテを頼ってSさんのような方に手伝いをお願いしましょう。

Sさんが持参してくれた段差用ストッパーが付いた脚立。Sさんの足運びがすでに素人と違いますw

壁塗りDIYの最も大事なポイントは「わからないことは素直にプロに教えを乞う」「段取りをしっかりと組む」「DIY好きな友達に声をかける」です。

それができれば、楽しく作業ができて、納得のいく壁が仕上がると思います。