4歳児でもできる!「おもちゃの増えすぎ」を防ぐ方法とは?

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増え続けるおもちゃや子どもの作品。

大人が勝手に処分したり、「捨てなさい」と叱ってばかり……では、子どもが「大切なものを選び取る」機会が得られず、もったいないですよね。

数の概念が未熟な子どもに、ものの量を教えるときのポイントは「視覚化」

ここでは、わが家の4歳児でもできたおもちゃの「定量管理」の仕組みについて、3つのポイントに分けてご紹介します。

 

■ポイント1:おもちゃ収納の「枠」を設ける

たとえば、6畳の部屋に、おもちゃはどれだけ収納できると思いますか?

答えは、「部屋がいっぱいになるまで」です。

では、6畳の部屋に置いたボックス10個に、おもちゃはどれだけ収納できると思いますか?

答えは「10個のボックスがいっぱいになるまで」なんです。

もしも現在、おもちゃ収納の「枠」を決めていないなら、最初に親子で話し合って、スペースを決めるところからスタート。

はっきりとした「枠」があれば、小さな子どもでも、ひと目で「おもちゃが枠から溢れた、溢れていない」がわかります。

子ども本人が「枠から溢れた」ことを視覚的に理解できれば、後の話はスムーズ。

「枠=おもちゃの家」に、どれを選んで収めるのか、子どもは自分で考えはじめます。

手放すものを選ぶのではなく、毎日遊びたいもの、大事にしたいものを選べるよう、親が声をかけてあげてもいいかもしれませんね。

 

■ポイント2:増え続ける作品は、浅めの「トレー」で管理

子どものもので増え続けるのは、おもちゃだけではありません。

色紙を折ってつくった恐竜や、広告の裏に描いたヒーローの絵、お友達にもらった紙飛行機など……。

子どもの作品もなかなか手強い相手です。

こういった作品類の定量管理に役立つのは、浅めの「トレー」です。

子どもには「トレーがいっぱいになるまで、好きなものを好きなだけ持っていい」と伝えます。

普段は、つくった作品をポンポンとトレーに乗せるだけ。

トレーから作品が溢れたら、親子で一緒に見直しタイム。

子どもが残したい作品だけを選んでトレーに戻し、次にまたトレーがいっぱいになるまでは自由にさせます。

繰り返していると、親が見直しのタイミングを伝えなくても、子どもが自分の目で見て「溢れている」ことに気づき、整理するようになります。

 

■ポイント3:特別なものは「宝箱」で管理

4歳児を観察していると、おもちゃでもない、作品でもない、「ふしぎなもの」を大事にしていることに気づきました。

お店で当たった景品や、お菓子のおまけ、保育園でもらったメダルなど、普段手にして遊んでいるわけではないのですが、本人にとっては手放しがたい、大切なもののようです。

こういった細々したものを、普段よく遊ぶおもちゃの「枠」に収めると、出し入れのたびに邪魔になります。

「持っていることが大事」なものは、おもちゃの枠から離れた場所で「宝箱」に入れて管理。

これもやっぱり「箱がいっぱいになるまで、好きなものを好きなだけ持っていい」という約束です。

「箱」という視覚的な枠があることで、子どもでも「あと、どれだけのものを持てるか」を想像しやすくなり、定量を管理しやすくなったように思います。

 

仕組みづくりに大切なことは、「観察」です。

新しい仕組みを取り入れたら、まずは子どもの様子をじーっと観察。うまく回っていないようなら、どんどん別の方法を試してみることで、本人にとっても、家族にとっても維持しやすい「定量管理」の仕組みが、いつかきっと見つかるはず。

かくいう筆者も、仕組みの更新に日々試行錯誤しています!

小さいお子さんをお持ちのみなさま、共にがんばりましょう!

 

(ライター:ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー さいとう きい