壁紙選びはちょっとアナログ!?【ネットで見つけた、私らしい暮らし】

 

アパレルでディスプレイ担当(ウィンドウや店内の装飾)をしているeiriyです。

2年前に都内で築45年超のヴィンテージマンションを購入し、現在は夫・娘(1歳)と3人で暮らしています。

中途半端にリフォームされていない、いわゆる現況物件を購入し、フルリノベーションしました。

この連載では、自宅のリノベーションについてご紹介していきます。

今回のテーマは「壁」です。

イメージをつかむ段階ではネットを活用しましたが、最終的に2色の壁紙に絞り込む作業はかなりアナログでした(笑)。

 

※ 【ネットで見つけた、私らしい暮らし】今までのシリーズを見てみる

 

■壁紙をDIYで貼るのは、もはやスタンダード?

最近のDIYブームで、自分で壁紙を張り替えたり、アクセントクロスを選べる賃貸も増えていたりと、真っ白な壁がスタンダードの時代は去りつつあるようです。

私が以前住んでいた賃貸物件は壁が白一色。

このシンプルさも当初は気に入っていたのですが、時間が経つにつれて、なんとなく寂しく感じるように。

そこで簡単なDIYをしてみました。下が当時の写真です。

写真左側の細長い壁に本棚モチーフの壁紙を両面テープで貼ったり、玄関に棚を付けたり。

他にもファブリックボードを飾ったりと、白い壁の単調さにリズムをつけていました。

以前住んでいた家。壁紙を貼ったり棚をつけたり、DIYで変化をつけて楽しんでいました

 

■リノベーションの醍醐味!好きな壁を手に入れよう

photo koji yamada

新居をリノベーションをするにあたり、せっかくなので壁はすべて自分好みのものにしよう、と決めていました。

特にアクセントウォールは絶対に欲しい。

ペンキや漆喰を塗るのもいいし、コンクリートむき出しやタイルもいいな、と夢が膨らみます。

まずは色を決めます。

例のごとく、ピンタレストで好きなインテリア画像を収集。

結果としてグレーの壁のお部屋ばかりが集まってしまいました。

これで色の方向性は決まりです。

グレーの壁と聞くと「部屋の印象がかえって暗くなるんじゃない?」と思われる方もいるかもしれません。

でも面白いことに、ピンタレストで収集した画像の中に暗い印象の部屋はひとつもありませんでした。

同じグレーでも印象はガラリと変わるということですね。

また、夜は落ち着いたカフェのような空間を演出してくれて気分も休まりそうです。

Pintarestのマイページ

次に使う材料を決めます。

塗装、漆喰、タイル、モルタル、壁紙……、選択肢はいろいろあります。

もちろん値段もピンキリです。

最初は塗装で行こうと思いましたが、見積もりをもらうと予算オーバー。

いろいろと検討した結果、コストパフォーマンスの良い壁紙を選ぶことにしました。

 

■パターンも色も無限大すぎて…。見本帳、小さいサンプル、大きいサンプルの3ステップで決めた

壁紙を検索していると、まずその柄パターンと色の豊富さに驚きます。

画面上では微妙な色の違いがわかりにくいため、現物を確認するためにショールームに行きました。

ショールームが遠方の場合、メーカーさんによっては下のような分厚い見本帳を送ってくださる場合も。

壁紙の見本帳、かなりの重量で見ごたえが!

柄物ではなく、無地でいくと決めていたので、気になる色をチョイスすることに。

似たような色がありすぎて迷ってしまいます。

見本帳のサンプルはサイズが小さいため、なかなか実際の雰囲気が分かりにくいもの。

そこで、ある程度候補を絞った時点でより大きいサンプルを送ってもらいました。

絞り込んだものの、それでもすごい量!

実際に届いたサンプル

薄い色をベースとし、濃いめの色をアクセントウォール用にしたいと考えていました。

最終的には以下の2つの組合せまで絞り、最終的にこうなりました。

photo koji yamada

こうして見ると、グレー系でも見た目がずいぶん違うものです。

上の組合せ:ダークグレー & 青みがかったライトグレー、下の組合せ:コーヒー色 & ブラウンがかったライトグレー

この時点での第一候補は、上の2色の組み合せです。

工務店さんと真剣に打ち合わせ中!

 

■実際に貼る予定の場所に仮留めしたことで、しっかりイメージをつかめた

最終決定時には、より大きいサンプルを工務店さん経由で取り寄せてもらい、現場で確認しました。

大きいサンプルとはいえ、それだけで全体をイメージするのはなかなか難しいもの。

そこで、工務店さんの提案で、実際に貼る予定の場所に仮留めしてみました。

「すごい! イメージができてきた」

小さな見本の紙をにらめっこするより、やはり現場での確認するのが一番でした。

そして最終的に選んだのは下の写真の組合せ!

コーヒー色 & ブラウンがかったライトグレー

あれれ? 第一候補は?

グレーにこだわっていた私でしたが、第二候補のコーヒー色の組合せに決めました。

このブラウン系のコーヒー色ですが、某シアトル系コーヒーチェーン店のインテリアにヒントを得て、リビングの壁はそのお店をイメージして選びました。

Ugan / PIXTA

実際にお店で壁に色見本を当てて、どれくらいのグレーか調べてみたら、グレーというよりはブラウン系なんです。

知っていました?

私はずっとグレー系の壁の色だと思い込んでました。

よく考えるとコーヒーはブラウンだからブラウン系をチョイスしているのは納得。

それにグリーンやブラックとの相性も抜群です。

 

■ドアとの相性もバッチリ。やっぱりコーヒー色にしてよかった!

話は現場確認時に戻ります。

現場でも「やっぱりコーヒー色が合う!」と最終決定。

第一候補だったダークグレーは、日光に当たると青っぽく見えてイメージと違いました。

リビング以外だったら、ダークグレーも良かったかもしれませんが、食事をする場所には暖色が合うようです。

壁紙を選ぶ際には、できるだけ大きなサンプルを数種類取り寄せて現場で合わせるのが大事ですね。

サニタリーを囲う壁を一面コーヒー色にしました。

そして前回お話しさせていただいた我が家のドア。

壁をブラウン系にしたので、ブラックではなく”あえて”ブラックに限りなく近いブラウンにして色を馴染ませることにしました。

実際に仕上がったドアと壁を見たときは、「おお! バッチリだ!」とガッツポーズ!

巾木もブラウンにしました。

 

■床とのバランスも大事

入居前の我が家のリビング。右側がコーヒー色の壁です

フローリングは無垢のアッシュ材(赤茶色)にしたので、壁のコーヒー色がよく合います。

床材がもっと明るい色だったら、別の色を選んでいたかもしれません。

我が家に遊びに来る友人たちは口を揃えて、「この部屋落ち着くね」と言ってくれます。

リラックスしすぎて、眠くもなるそうです(笑)。

この言葉を聞くたび、理想としていたカフェ的な空間を作れたのかな、と感じています。

■寝室の壁はネイビー&グレーかった白で北欧テイストに

寝室の壁は、以前から好きだった北欧テイストにしました。

将来子ども部屋になることをイメージして、ネイビーのアクセントウォール&ほんのりグレーの入ったホワイトの組み合せに。

この部屋は3.5畳とコンパクトなのですが、床を同じくネイビーのカーペットにしたので一体感が出て狭さを感じさせません。

将来子ども室にする予定の寝室。壁も床もネイビーで統一しました

余談ですが先日、新築物件に引っ越す予定の友人に聞かれました。

梁があった場合、どこまでアクセントクロスを貼るか、という問題。

我が家は工務店さんが天井まで貼ってくれたため、それが当たり前と思っていました。

しかし、友人は業者さんに「梁の下まででいいですね?」と言われたそうです。

友人もその場では「はい」と答えたものの、家に帰って気になり、私に聞いてみたとのことです。

個人的には天井まで貼った方が好きです。

梁の下までだと中途半端になる気がして……(笑)。

以前の家で使っていたファブリックボードと棚は寝室に取り付けました

この記事を書きながら思い出したことがあります。

それは高校生時代に引越しをすることになった時のこと。

新居で自分の部屋の壁紙を選んでいいよと言われて、分厚い見本帳を見てあれこれ想像して、すごくワクワクしていました。

空と雲の変わった壁紙もいいな、と思ったけど、最終的には少し立体感のあるグリーンのストライプの壁紙を選びました。

渋いな、あの頃の私……(笑)。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。