快適な空間づくりは家族の動きの癖=動線を知ればカンタンだった!

 

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筆者がお客様とお話ししていると、多くの方が”見た目”と”使いやすさ”にギャップがあると感じている方が多いように思います。

「見た目を良くしようとすると、何かを我慢しなきゃいけない……」。

そんな感覚をお持ちでしたら、それは間違いです。

毎日、多くの時間を過ごす家ですから、いくら見た目を良くしようとしても快適でなければ維持できません。

では、おしゃれと快適を両立するためには、どうすればいいのでしょうか?

それは、「動線」を制することです。

 

■日常的に家族の「動線」を考えることが収納の第一歩!

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筆者は家を購入する時やリフォームする時は、分譲住宅をたくさん見ることをオススメしています。

なぜなら、分譲住宅は一般的に人気がある間取りを現実的な広さでつくっているからです。

分譲住宅を見学していくと、いくつかのパターンがあるはずです。

ここでチェックしていただきたいのは、「動線」です。

ここでいう「動線」とは、ご家族それぞれが”家の中で動く癖”を指します。

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例えば、いつ洗濯をするか、どこで干してたたむか、たたんだ洗濯物はどこにしまういのか……などです。

また、旦那様はどこでスーツを脱ぐのか、仕事から帰って順にすることは何か、毎日仕事に持っていくモノは何があるかなども、確認する必要があります。

人にはそれぞれルーティンにしている行動があります。

これに沿った間取りや収納を作っていくことが快適となるのはもちろん、スマートな暮らしを実現するコツです。

 

■使うモノが常に動線上にあると、自然と片付き、最小の収納で済む!

例えば、あなたは洗濯はいつするでしょうか?

家族に朝食を出した後、洗濯機を動かすなら洗濯機の近くに洗濯物が自然と集まるようにすることが必要ですし、キッチンから動線が近い場所に洗濯機があることが望ましいですよね。

あるいは、戸建ての場合で2階で洗濯物を干して、そのまま2階に収納するならば、洗濯機は2階にあるのが理想になるでしょう。

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洗濯物をしまう場所にアイロンがすぐ使える状態で置ける場所があれば、アイロンがけも面倒にならないかもしれません。

ご家族についても、旦那さんが帰ってすぐにスーツを脱ぐなら、玄関脇かリビングに旦那様用のクローゼットがあることがベストな選択肢になります。

このように、ご家族それぞれの「動線」を考えることが快適になることはもちろん、自然と片付く空間ができるんです。

 

■収納の基本は、「元に戻す」こと!

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収納で悩む方も多いのですが、収納の基本は、使う場所にあること、出しやすく、しまいやすいことです。

出しにくいと他のモノも一緒に出てしまう。

そしてしまいにくいから、元の場所へしまわなくなります。

このような悪循環が、部屋がどんどん散らかっていく原因になるのです。

適切な場所に適量の収納があれば、モノは外に出なくなるので、結果として見た目も生活感が出ない、オシャレな家になります。

その時にチェックが必要なのは、先に触れたような「動線」です。

 

いかがでしたか。

家を建てる時には、やみくもに収納を増やそうとするのではなく、ぜひ「動線」を注目して間取りを考えてみてくださいね。