空き箱が大変身!3工程でできる「ヴィンテージ・アイアンボックス」

 

今回ご紹介する作品がこちらの「ヴィンテージ・アイアンボックス」。

プレスされたアイアンとリベットで構成された、重厚で経年の重みが伝わるこちらのボックスですが、どこから見ても、誰が見てもアンティークなアイアン(鉄製)ボックスにしか見えません。

でも実はこちらの作品、「アイアン」などという素材が一切使われていないレプリカボックスなんです。

そのベースになっている材料がこちら。

なんと、お菓子の「空き箱」です!

アイアンどころか紙で作られたこの空き箱に、ちょっとした創意と工夫を加えてあげるだけで、まるで本物のような「アイアンボックス」を作ることができるんです。

では早速、その作り方をご紹介したいと思います。

 

■材料は、お菓子の空き箱と100均アイテムだけ!

最初にご紹介したお菓子の空き箱に加え、工作ボード、ネームプレート、厚紙、ラインストーンシールを使います。

空き箱以外の材料は、すべて100円ショップに売っているものを使いましたので、気になる材料費もわずか数百円でOK!

以上の材料が揃ったらさっそく作ってみましょう!

 

■工程1:工作ボードをカットして空き箱に貼り付ける

「工作ボード」をカッターで細くカットします。

工作ボードというのは、固いスポンジのようなものでできた工作用の平板ですので、カッターで簡単&綺麗にカットすることができます。

工作ボードを空き箱のサイズ感に合わせて適当な太さにカットし、空き箱の外周上下に貼り付けていきます。

これにより、空き箱の上下部分に一段凸のようなデコレーションを作ることができます。

 

■工程2:プレスされたアイアンとリベット部分の装飾を作る

まずブリキのプレス部分とその留め具(リベット)を作ります。

本物のアイアンボックスであればプレス部分もリベットももちろん「鉄」でできているのですが、こちらにはこれらが当然ないので、厚紙とラインストーンシールを使ってこれらを擬似的に表現します。

まず、厚紙を縦長の六角形にカットし(写真の右上)、半分に折り曲げて空き箱の角4ヶ所に貼り付けます(写真の左下)。

厚紙はブリキを擬似的に表現するものとなりますので、適度な厚みのあるものを使いましょう。

次に、ラインストーンシールを使って留め具(リベット)部分を作ります。

ラインストーンは裏面がシールになっているので、先程貼り付けた厚紙の上に、本来リベットが打ち込まれているであろう部分を想定し、そのまま貼っていきます。

最後にネームプレートを空き箱側面に貼り付ければ、アイアンボックスの本体が完成です!

 

■工程3:本体をペイントし、ヴィンテージ感を表現する

紙で作られている空き箱を、いかに本物のアイアンっぽく見せることができるかどうかは、すべて「ペイント」にかかっています。

そこで登場するのが「アイアンペイント」という塗料。

こちらの塗料は、塗るだけで表面がザラザラとした鉄や金属のような質感に仕上がるという驚きの塗料で、特別なペイントテクニックは一切不要。

誰でも塗るだけで、簡単に重量感あるアイアン風にペイントすることができます。

このアイアンペイント(アンティークシルバー)と、ミルクペイントという水性塗料(ピスタチオグリーン)を混ぜ、全体にべた塗りします。これだけでもかなりアイアンの質感がでてきました!

さらに「ラストメディウム」という塗料を、下地を塗りつぶさない程度に上塗りしていきます。

このラストメディウムという塗料は、鉄の「錆び」を表現するための特殊な塗料です。

経年の浅い赤茶色の錆びを表現したい場合は「レッドブラウン」を、経年の深いこげ茶色の錆びを表現したい場合は「ダークブラウン」のメディウムを使います。

これら2色を使い分け、よりヴィンテージ感のあるアイアン風になるようバランスを意識しながら所々ペイントしていきます。

錆びペイントを深く入れすぎたところには、再度アイアンペイントをスポンジで上塗りし全体のペイントバランスを調整します。

筆ではなくスポンジを使い、ポンポンと押さえるように塗ることによって、より本物のアンティークアイアンに近い質感を得ることができます。

これで「ヴィンテージ・アイアンボックス」が完成です!

 

■収納はもちろん、「インテリアディスプレイ」にも最適!

お菓子の空き箱で作ったこちらのボックスですが、しっかりとした作りの空き箱を使えば普段使いの収納ボックスとして十分に活用することができます。

同じボックスを複数個作って、重ねて使うのもいいですね!

また、ボックス自体がアンティークなインテリアアイテムとして十分成り立っていますので、そのまま置いておくだけでも雰囲気のあるディスプレイが楽しめます。

ヴィンテージ感のあるアイアン調ボックスなので、作業道具をガサッと入れておくような「工業系インテリア」とも相性が抜群です。

 

いかがでしたでしょうか?

いつもなら何も考えずに捨ててしまっている「空き箱」ですが、そこにちょっとした創意と一手間の工夫を加えてあげるだけで、思いもよらないような作品に生まれ変わらせることができます。

創意工夫を凝らした自分だけのオリジナルアイテムをぜひ作ってみてください!