アラフォーカメラマンがゆく!自宅リノベ奮闘記no27「DIYは甘くない!? タイル貼り編」・その1

 

9年前に購入した、都内築40年(昭和51年築)の中古戸建てをリノベしようと、奮闘する僕たち一家。

家族や友人との珪藻土塗りでDIYの楽しさにすっかり目覚めた僕。

フローリングのオイル塗りに次いでチャレンジしたのが、洗面のタイル貼りです。

しかし、タイルはどんなものを選んだらよいか、見当もつきません。

 

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■イマドキのタイルメーカーは「エンドユーザー向けのサービス」も充実!

我が家の洗面台。水が飛び跳ねやすい部分にタイルを張ります

困っているとスタイル工房の田邉さんが「平田タイル」と「名古屋モザイク」、ふたつのメーカーをオススメしてくれました。

両社とも豊富にタイルを取り揃えていて、ホームページからカタログ請求ができます。

とくに面白いのは、名古屋モザイクのウェブサイト。

一部の商品ですが、仕上がりイメージのシミュレーションができて、それをもとに発注できます。

またそれぞれが全国にショールームを構えているので実物も見られ、平田タイルでは縦と横の寸法さえわかれば、その場でタイルが何枚必要かを計算して、個人でも注文を受けてくれます。

DIYが身近になってきていますので、こうしたエンドユーザー向けのサービスは嬉しいですね。

 

■迷いに迷って選んだものの…サイズが大きすぎるとダメ出し!

平田タイル(上2冊)と名古屋モザイクのカタログ。ひと昔前の電話帳のような厚さです

さっそくカタログを取り寄せて、ページをめくるうちに、僕も妻もタイルの奥深さに思わずどっぷり浸かってしまいました。

妻と好みのものを出し合い、平田タイルのティンタというシリーズから10cm角サイズのものを選ぶことに。

ショールームまで足を運び、実物を見て、在庫の確認まで済ませました。

スタイル工房の鈴木さんに「これにしようと思うのですが」と、現場での打ち合せの際にカタログをなにげなく見せたところ、

「ずいぶん大きいサイズのものを選びましたね。貼る面積が小さいので、10㎝角のタイルでは合わないと思いますよ。

1辺がもっと小さいモザイクタイルで、シート状になっているものを選んだ方が、タイルとタイルのすき間が均等になって貼りやすいです。

1枚ずつ貼っていくとすき間がバラバラになって、仕上がりが悪くなります」

と、それとなく却下……。き、厳しい。

せっかく妻と二人で選んだものですが、素人DIYの素材選びは自分の好みを通し過ぎると失敗するので、ここは素直にプロの意見を取り入れることにして、再び選び直しです。

 

■次に選んだのは、「変則的なデザイン」と「色目地」の組み合わせ。鈴木さんのジャッジは…?

シート状のモザイクタイルのサンプル。これなら均一な間隔で貼っていけます。

今度は妻と一緒にショールームに足を運び、そこで選んだのが、シート状で2㎝×5㎝角の細長いタイル。

タイルのすき間を埋める目地は白ではなく、カラーバリエーションの中から室内全体の色のバランスを考えて、ライトブラウンにしました。

選んだタイルがこちら。タイルのすき間の目地の色を変えると、同じタイルでも雰囲気がまったく変わります

これなら問題ないだろうと発注。届いたタイルを鈴木さんに見せたところ、今度は固まってしまいました……。

「……難しいのを選びましたね~」

「え、ダメですか!?」

「ダメということはありませんが、タイルが変則的な形をしているので、4辺をきれいに直線で納めるのがとても難しいですよ。

それに、色目地はこね方によっては色ムラが出てしまいます」

鈴木さんの指導は厳しいですが、それもこれも、仕上がりよく完成してほしいという愛のムチ……。

横で話を聞いていた田邉さんが助け舟を出してくれます。

「平田タイルの担当者を知っていますので、紹介しましょうか。

タイルを貼るプロセス、それから目地材は、こねる際の水分量がとても難しいので、それも含めて教えてもらえるように話を通しておきますね」

何度もこの連載に名前が登場している彼はいつも寡黙で、鈴木さんや歌田さんと僕たち夫婦との会話をメモに残している、いわば書記役。

しかし今回は、田邉さん、ナイスアシスト!!です。

次回、担当者にタイルの張り方を教えてもらって、いよいよ実践なのですが……。