「駅チカ物件」は本当に買い?「駅チカ」以上に大切なものって?

 

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物件探しの際、駅チカは絶対条件!という方、多いのではないでしょうか?

しかし駅チカ物件は家賃や物件価格が高いのが悩みですよね……。

 

■例外もある?23区内の「駅チカ」物件の価格

「駅徒歩5分圏内」と「駅徒歩5分圏外」に存在するマンションの各平均平米単価を算出したある調査によると、

東京23区中22区が、”駅チカマンションの方が価格が高い”という実態が明らかになりました。

やはり、”駅チカ=高い”は常識と言ってよさそう。

しかし「駅チカ」と駅から徒歩5分圏外の割増率を高い順にランキングにしているこちらの表ですが、

23位の千代田区のみ、駅徒歩5分圏外のマンションの方が平米単価が高いという結果に。

差額の割合はマイナス2%ほどと、大きく価格が変わるわけではありませんが、

住む街というより、働く人の街のイメージがある千代田区は、そもそも徒歩5分圏内のマンションが少ないことが考えられます。

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また、千代田区は国会議事堂をはじめとする官公庁が集中しており、丸の内や大手町は日本の経済の中心。

東京の玄関である東京駅周辺には大型商業施設やホテルも多く、さらに文化施設なども多く存在しています。

東京総務局の東京都の統計によると、千代田区は昼間人口が夜間人口のなんと17倍以上という極端に昼と夜の人口差がある区。

これは23区中、群を抜いてトップなんです。

徒歩5分圏内の「駅チカ」の超好立地となると、人の出入りが多すぎて騒がしすぎるため、それほど好まれない?という仮説も立てられるかもしれません。

 

■住みたい街に住むか?落ち着いた街に住むか?

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特に首都圏では駅から徒歩○分が1分遠くなるだけでも、坪単価が下落するとはよく聞く話。

しかし「駅チカ」だと、夜中まで騒がしい、電車の音がうるさいなどのデメリットもあるため、あえて駅から少し離れた郊外を選ぶという人もいます。

「資産価値」という観点から考えれば、駅チカの物件が価値を維持しやすく、将来最寄り駅の開発が進めばさらにその価値はアップするという期待もできます。

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一方で「落ち着いた住みやすい街」という観点で考えると、公園なども多く、駅チカと比べるとある程度の広さの家に住むことができるため、駅から離れた場所の方に軍配が上がりそうですね。

マンション購入となると特に資産価値や駅から徒歩○分、を気にしてしまいがちですが、

家探しは家族形態、職場、子育てなど様々な観点を視野に入れ、それぞれのライフスタイルに合った住まいを選択するのが一番と言えるのではないでしょうか。

 

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いかがでしたか?

地方在住の筆者としては、そもそも23区の平均坪単価の価格に驚きましたが、天気が悪い日でも、徒歩5分以内で駅に着くならば億劫ではないし、

駅周辺には商店街が集まりやすいので歩いているだけで楽しく、病院も多いので安心、というメリットはやはり大きいですよね。

「駅チカ」ブランドは都心に限らず地方でも一緒、と言えそうです。

 

【参考】

※ 「駅近の方が家の価格が高い」は本当か?東京23区中、22区が駅近のマンション価格が高い傾向あり!

※  東京都の統計