睡眠不足を放置すると心配なことも!? 「ママの睡眠」キチンと取れていますか?

 

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春が近づくと、「春眠暁を覚えず」という言葉があるように、朝が暖かくなるためになかなか起きられずについ朝寝坊……なんてこと、皆さんも経験がありますよね。

ところで、子育て真っ最中のママさんたちは、きちんと睡眠を取れていますか?

 

■30代女性の睡眠中断発生率が高いのはなぜ?

「ドコモ・ヘルスケア調べ」睡眠時間および、睡眠中断(※1)に関する調査によると、

就寝後から、朝の起床までの間の「睡眠中断発生率」を比較したところ、男性年齢が上がるほど睡眠中断発生率が上昇しています。

しかし女性の結果に着目してみると、30代女性の睡眠中断発生率が高いことが分かりますよね。

なぜ30代女性に限ってこのように睡眠中断発生率が高めとなるのでしょうか。

30代女性を「未婚」と「既婚」に分けて比較してみると興味深い結果となりました!

 

グラフの通り30代の既婚女性の睡眠中断発生率は、30代の未婚女性に比べ20%も高いという結果に。

既婚女性は「よく眠れていない」と言ってもよさそうです。

(※1)「睡眠中断」とは、夜の就床から朝の起床までの間に、目が覚め起立程度の活動を伴う睡眠の中断を指す。

 

■30代既婚女性が、よく眠れなていない理由は?

30代既婚女性が「よく眠れていない」原因として考えられるのは、やはり「子育て」ではないでしょうか。

夜間の授乳やオムツ替えで起きるのは当たり前のことですし、授乳やオムツ替えが必要なくなった年齢でも、突然夜泣きすることもしばしば。

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また、例えば朝5時半に子どもが起きてしまえば、眠らずにそのまま活動することだって普通。

子育て中のママたちは睡眠中断率も高く、慢性的な睡眠不足状態の方も多いことが考えられます。

「寝る子は育つ」とよく言われますが、良質な睡眠は女性ホルモンの働きにも関ってきます。

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睡眠中は女性ホルモンの分泌が盛んで、髪や肌の調子を保ったり、妊娠しやすい身体づくりを助けます。

産後、ホルモンバランスの乱れにより、頭痛やめまい、抜け毛や肌荒れといった症状が見られる女性は珍しくありませんが、

産後のホルモンバランスの乱れは仕方ないと諦め、睡眠不足の状態が続くと、イライラや気分が沈んだままだったり不調が続いてしまう事だってあるんです。

 

■どうやったら確保できる?「ママの睡眠時間」

筆者も、娘が0歳児の頃は睡眠不足でした。目が離せないために、何をするにも一緒。

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家事は、子どもが昼寝している時や眠った後に……と考えていました。

両手が自由になる時間に、とにかく自分のやりたいことをやってしまいたい!

どのママも、きっとそう思うはず。

しかし今だから言えることですが、子どもが寝ている時間に自分も眠っておけばよかった、と思うのです。

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当たり前ですが、赤ちゃんのときは一晩中起きないということは稀。

子育て中、ママが朝までぐっすり眠れることって、そうないのです。

子どもが眠っている間に自分の体も休める。

これだけでも疲労回復になりますが、筆者がよく実践していたのは、子どもは夫に任せてたまに夜は別の部屋で寝る、ということ。

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一晩、なにも気にせず眠ることは大きな疲労回復につながりました。

また、時には自分が昼寝するために、子どもをいつもと違う時間に昼寝させてしまうことだってアリ。

子育て中は多少の諦めも必要、また子育て中に眠たくなるのは決してワガママでも怠慢でもありません。

これくらいできていればOK、と家事に対するハードルを下げ、夫や家族に協力してもらいながら上手に自分の睡眠時間を確保してみましょう。

 

■睡眠時間に対する優先順位をちょっと上げてみませんか?

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女性は、月経や妊娠、出産、閉経などを経るのでそのホルモン変化を考えると、常に眠い時期やまとまった睡眠時間が取れない時期など、かなり長期間にわたって「睡眠」との問題と生きています。

女性にとっての睡眠は私たちが思っている以上に重要なもの。

子育て中のママさんに限らず、女性の皆さん、今日から睡眠時間に対する優先順位をちょっと上げてみてはいかがでしょうか。

 

【参考】

※ 3月18日の「春の睡眠の日」を前に睡眠事情を大調査 女性は要注意!子育てにより睡眠の質が低下!?

※ 女性の睡眠障害-厚生労働省